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【ふぃるふぃ〜るについて11】これからのふぃるふぃ〜ると鈴木あゆこ

さて、2021年度よりふぃるふぃ〜るはどう動いていくのか。

今、講師スタッフは「鬼の私」「情のない私」から無理難題を押し付けられ
連日話し合いを重ねている様です。

私はその話し合いに全く関与していません。
これはふぃるふぃ〜るが始まって10年間の中で初めてのことです。
結論が出るまで途中経過も報告も聞かず、そしておそらく決断もしません。

私に決断権はないと考えて今はじっと待つ、ということをしています。

私自身がこれまで、最終決断し、総指揮を取ってきていたのですが
いよいよ、本格的に若い講師たちに、全てを任せようと思い始めています。

何故なら、私、鈴木あゆこもまた、2021年2月12日から新しいスタートを切ろうと予定しているからです。

ふぃるふぃ〜るの良さを私なりに考えるのであれば「故郷」であり
技術・精神面において、基礎的な素地を育ててもらえる、そして、いつでも戻れる場所。いわゆる「ルーツ」としての存在に意味があると思っています。

それは言葉にしたら「優しく」「あたたかい」というイメージが合うと思います。

ただ、今時代はどんどん変化していき、この表現・芸術・教育の世界も
これまでの様に「優しい」ものではなくなっていく現実があります。

特に飛沫感染と社会的距離感を強く提唱されるこの世の中で
それを維持して継続し、またそれを「生業」として選ぶ人に対しては
「冷たく」「厳しい」時代が来たと思っています。

その様な情勢の中、先ほど挙げたふぃるふぃ〜るの良さを保ちながら
この「厳しい」「冷たい」世の中に対峙していく力を育成するには少し
無理があると、私は考えました。

ふぃるふぃ〜る内でそれを補う様な展開を行うことは、ふぃるふぃ〜るの良さを
半減させてしまう、その可能性を感じたのです。

そのため、ふぃるふぃ〜ると同時に私が新たな教室を立ち上げ
役割分担と選択肢を増やす決断をこのコロナ禍で決断し、現在準備中です。

おそらく開校当初は私一人で全ての業務を行うことになり
実質そちらにかかりきりになることもある。

だからこそ、ふぃるふぃ〜るを愛し、今も悩み、生徒たちに向かってくれている
若い彼らの成長も願って、全てを任せてみる決断をいたしました。

元より、私は過去のブログでもお知らせしたことがある様に
ふぃるふぃ〜るからはほとんど報酬をもらわずに全ての業務を行なってきました。

その間に、運営するにあたって必要な知識だけはたくさん、講師スタッフに
シェアしてきましたので、今からはその知識を元に「経験を積む」段階だと
そんな風に思ってもいます。

私自身は、これまでとは相当違う角度からアプローチを行う予定なので
正直「ふぃるふぃ〜る」を想定して新しいスタイルの教室に入ってしまうと
あまりの違いにいろいろな面で驚くこともあると思います。

ですが、何事も「偏る」だけではなく「バランス」が大切だと思うからこそ。
ふぃるふぃ〜る、そして、新教室両方が存在することで
私も、講師スタッフも、そして、現在ふぃるふぃ〜るに関わってくださっている
生徒保護者の皆様にも
安心して、好きなことを継続してもらえると確信しています。

どうぞ新しいふぃるふぃ〜る、そして、鈴木あゆこが作り上げる新しい教室を
楽しみにお待ちくださいませ。

新教室については、現在特定の方には「トライアル」としてご案内は開始しています。
詳細はこのブログの一番最終日付近できちんとご紹介しますので、今しばらくお待ちくださいね。


人生という舞台で輝ける人を育てる 自分の幸せは自分で生み出す こどもたちにその大切さを伝えるため また 未来を作る若者たちのための サードプレイスを作ります。 そのサードプレイス作りに必要な形で 有効活用させていただきます。