仕事にあれこれ求めすぎていないか?【適応障害の初任教師】
この記事を開いて下さったあなたは仕事をされていますか?
もしくは学生さんでこれから仕事をするよって方ですか?
ちなみに私は現在仕事をしておりません。
適応障害という心の病気を患い、休職中です。そして2か月もすれば退職し、しばらくは次の職に就く予定もありません。
新卒で小学校の教員として勤務をし、1年で退職をすると決め、今はただ自由なひとときを過ごしています。
まさに人生の夏休み中ですね。笑
突然ですが、仕事って何のためにするものなんでしょうか。
いやあ、本当にわからないものです。いろいろな答えがあって、正解や間違いがありませんから。
私は今とにかく時間だけはある状況です。
「仕事もせずにのんびりできるなんて羨ましいなあ」
という声も聞こえてきそうですが、決してそんなことはありません。
時間がある、つまり暇を持て余している。
そう、「仕事についてあれこれ考えすぎてしまう」んですよね。
私は小学校の先生になった。でもできなかった。できなかったのは魔が差したように人生のタイミングが合わなかったから。
私の弱点だけをついてハンマーでボコボコにされた気分。
もちろん、私の強みも何もまったく活かす余地もなかった。
そりゃあ、心も風邪ひいちゃいます。
とにかく学校の先生が私に向いていないことはわかった。
ここでたっぷりある時間の中で考えた、「こんなことは嫌だ!」「こうだと嬉しい!」という仕事に求める条件を挙げてみるね。
・・・。
「そんな仕事あるか!!!」
怒涛のツッコミがどこからか聞こえてきます。
ですよね。すみません。わがままが過ぎました。
圧倒的に仕事に「求めすぎ」です。
まあでも半分近くは「ラッシュの中出勤したくない」でしたけど…。
どれだけ人混みや渋滞が嫌なのさ。笑
都会には絶対住めません。
その分現職の仕事はラッシュを完全に避けられていたので、本当に快適で幸せすぎました。
本当、嬉しすぎて歓喜の涙が止まらなかったです。
なにせ北海道の田舎町の学校。
まず渋滞という概念が存在しない。(田舎最高大好き!!!)
しかも家から学校まで車で5分。
最高か!?
ただ実際はそれでも仕事で潰れてしまっているので、1つの条件がクリアされていても、他がボロボロではまったく意味がないことがわかりました。
少し話題を変えますね。
今日、私は天気のいい気持ちよい青空を見ながらコーヒー片手に読書をしていました。
ハ・ワン著『あやうく一生懸命生きるところだった』を読んでいる中、今の私の「仕事求めすぎ問題」を解決するような言葉と出会えました。
…おお!なるほど!
私は肩身を下ろしてもっと柔軟にならなければならなかったみたい。
そうか。
あれもこれも!じゃなくて「これだけはムリ!」を避けさえすればいいんだ。
そうだよな。人生なんて思い通りに進むわけないもんね。
トライ&エラーを繰り返して、仕事から「これがあなたの天職ですよ」と訪れてもらえばいい。
そう思うと気持ちが少し楽になった。
では、私の「これだけはムリ!」は一体何なのか。
・人との関わりが「メイン業務」になってしまう仕事
・その中でも「組織が絶対」で動く風土があること
・通勤ラッシュに埋もれること
この3つさえ避けられればOKということか!
すごく腑に落ちました。
この3つを挙げるにも「小学校の先生」という仕事に就いたからこそわかったことでした。
これは本当に大収穫ものです。
いろいろ悩んだ末に就いた仕事ではあったけれど、こうして少しずつ仕事との付き合い方が学べている環境に感謝したいくらいです。
やっぱり人生に「正解」も「不正解」もないんだなあと思った今日この頃でした。
こういう気づきが得られるからこそ読書はやっぱり最高だね。
学びは最高!
勉強するってとても楽しいことなんだよ!
学校教育の中でたくさんの先生方が子どもたちに伝えてくれたら嬉しいな。
(これはちょっとした独り言。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?