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打楽器の基礎練習1

吹奏楽の打楽器の基礎練習、何を使ったらいいのかわからないという声を聴きます。
私も学生の頃、色々と悩みましたが・・・とりあえず基本となる「両手打ち」と「リズム練習」の譜面を公開しようと思います。

まずは両手打ち。

両手打ちは、その名の通り両手で(左右同時に)練習台を打つというもの。これは私の指導校はどこでもやっています。スタミナ・スピード・左右バランスの練習に。

続いてリズム練習。

色々なパターンが学校によってあるようですが、まずはこの辺で練習しましょう。2拍3連を足したり32分音符まで行ったりする学校もあります。
ガイドライン等で中々長時間練習出来ない学校も多数ですから、中学生はこのくらいで良いでしょう。毎年打楽器アンサンブルで県代表を取っている指導校は、この練習をしているようです(毎日ではない)。

8分音符⇔3連符⇔16分音符の切り替えがうまくいかない場合は、この補遺(Appendix)を使って練習しましょう。

練習台ですが、私の指導校の大半は、ヤマハのTS01Sを使っています。ただ、先ほど言った毎年県代表の学校は机にゴムを敷いています。

スティックですが、指導者によって考え方が様々だと思いますが、私はVater社のPiccolinoもしくはPlaywood社のGS-145AS(菅原先生モデル)を推奨しています。この2モデルは、バランスが良く取り回しに優れると常々実感します。
昔、某ドラムショップでPiccoloを推奨され、さらにはPiccolinoは女性用だと言われました。遠まわしに小馬鹿にするような喋り方でしたが、まあこの手の考え方をしている限りたいして上達はしないことは知っているので、なんとまあ浅はかな感想だと思いました。
私はどうも、Piccoloは長すぎて使う気になりません。相性の問題ですね。
逆に、中1の小柄な女の子でもPiccoloが合うな、という子もたまにいます。

ある程度太さと重さがあり(ロールの習得がしやすい為です。マーチングスティックのように重厚な必要はありません)、本人にとって取り回しが良ければ、何でも良いでしょう。

続編を書きましたのでご覧ください。

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