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打楽器の基礎練習2

吹奏楽の打楽器の基礎練習、何を使ったらいいのかわからないという声を聴きます。
私も学生の頃、色々と悩みましたが・・・

記事1では両手打ちとリズム練習を紹介しました。当たり前の内容ですが、
譜面にしてあるとだいぶ違います。

学校吹奏楽の現場では、生徒も毎年入れ替わります。必要な教材は全て厚紙に印刷した上でラミネート加工しておくと、いちいち印刷しなくて済むので非常に楽です。

さて、今日はアクセント移動の譜面から。

アクセント移動を練習するには、4種あるストロークの種類を理解する必要があります。
アップストローク、ダウンストローク、フルストローク、タップストロークです。ヒット前後の振り上げ方を大小に分類して理解するという手法。

非常に合理的な理解なので初学者のうちはこれで良いと思いますが、現実問題として振り上げ幅だけでは音色の差が作れませんし、何よりコントロールが大変ですから、ある種の補助輪のようなメソッドとして理解すると良いと思っています。実際、私はここ10年、演奏の際に意識して使ったことはありません。
ストロークの幅を変えることで何が変わって音が変わるのか・・・あたりに着目してから、使わなくなりました。

ただ、補助輪としては有用なので、使えるに越したことはないですね。

続編はこちらです。

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