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ナビアプリ;Wazeが機能大幅アップデート

Google傘下のナビアプリであるWazeがドライバーによる投稿/共有対象となる情報の幅を広げるアップデートをリリースしました。
地域特有の交通システムでの運転方法や、速度制限変化への警告、駐車場予約やお気に入りルートでの案内など、ドライバーの運転体験向上に重きを置くものとなっています。
https://blog.google/waze/6-updates-to-waze-to-help-you-get-around-safely-and-conveniently/#:~:text=No one enjoys getting a,to the changing road conditions.

1;Wazeの新機能

 Wazeは直近のアップデートで複数の機能拡充を通じ、様々なレベルのドライバーの運転体験高度化を実現することを目指す

(1)環状交差点への対応
 -Wazeコミュニティメンバーの投稿/協力で、利用者が進入タイミング/車線選択/離脱タイミングの正確な把握が可能に
(2)制限速度変更アラート
 -ルートの制限速度が変更されそうになるとアラートが表示され、速度調整が可能に。違反切符を避けるのに役立ち、実際の速度制限標識に気づかなかった場合のエビデンスとしても
(3)スピードバンプ/急カーブ警告
 -急カーブ/スピードバンプ/料金所も警告対象となり、既存の[ポットホール/踏切/悪天候の警告」と合わせるとナビが高度化
(4)駐車場予約
 -Flashとの連携で駐車場情報(場所/車椅子アクセス/充電機能など)の表示が開始される
 -加えてWazeアプリから駐車所の利用予約が可能となり、24/04から米加30,000以上の駐車場が対象に
(5)ルート選択の幅強化
 -多くのドライバーは最速でなくともお気に入りのルートを選択することが多く、それに沿った情報を提供し始める
 -お気に入りルートに沿って、ライブ交通状況(最新情報や遅延)[などのお気に入りのルートに関する情報を提供

2;Wazeとは

 2008年にイスラエルでLinqmapという社名で設立された交通/運転ナビアプリを展開するソフトウェア会社で13/06にGoogleが11.5億ドルで買収。直近従業員数は550人程度で、Googleによる買収前にも6700万ドルを調達していた
 Wazeは双方向なナビ/情報発信サービスで、ルート情報/リアルタイム渋滞状況を主に提供するドライバーコミュニティ主導アプリとされる。
ドライバーはアプリに位置情報等を連携、リアルタイムの道路状況がコミュニティ内で共有。加えて、ドライバーは事故情報/取締り情報/通行止め等の円滑な交通の障害になりうる事象を共有することも可能
 Googleによる買収後はGoogle-Mapと連携して機能拡充が行われている。GoogleMapの機能拡充前の機能/ニーズチェックで用いられているとも目される

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