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【木箱メーカーが解説】精密機器収納ケースの製造工程をご紹介
【精密機器収納ケースの製造】
静岡県磐田市の木箱製造メーカーです。
・試作から量産に対応した生産体制
・小型から大型まで作成の注文ができる
・組み方のご提案や金具や留め具の取付けに対応
などのメリットにより寸法や用途に最適な特注品のオーダーを承ります。
【精密機器収納ケースの製造工程】
材料をカットする
大きい合板から木枠、天板、底板の材料を切り出します。パネルソー、バンドソーで幅をカットし、横切盤で長さをカットします。
今回使用している材料はシナ合板のt9・t5.5です。
![](https://assets.st-note.com/img/1717048489918-ZqedFe0sDS.png?width=800)
木枠を組み立てる
木枠を組み立てます。材料を治具に沿って接着剤で張り合わせた後、ピンネイルで留めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1717048528292-JuND92pqCN.png?width=800)
圧締する
圧締治具にセットし、ハタガネで締めます。作業の様子は動画でもご紹介しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1717048819715-U0aKs7BJ9f.png?width=800)
天板と底板の取りつけ
木枠の組み立てと同じように、木枠に天板を接着剤で貼りつけ、タッカーで留めます。底板も同様に繰り返します。これで箱のすべての面が組み上がりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1717048595512-6SAg9JnC9i.png?width=800)
プレスする
プレス機のエアー圧で圧着します。
![](https://assets.st-note.com/img/1717048910210-Tl87KzHqMy.png?width=800)
木口の処理
サンディングを行うまえに、バンドソーで木口のはみでた部分をカットします。
![](https://assets.st-note.com/img/1717049516143-mlTeJBMC4q.png?width=800)
パテ補修作業
塗装に影響が生じないよう、部分的にパテで補修してなめらかな表面に整えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1717049530849-S42LeeheYZ.png?width=800)
サンディング
サンダーで側面をサンディングし、平面を出します。
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挽き割り
この製品は蓋付きの仕様ですので、テーブルソーで箱の中心を挽き割り、蓋と収納部をつくります。ほかにも、ボックス型や縦長の木箱など、様々な形状の木箱を製造しています。詳しくは以下の記事よりご覧ください。
塗装前の仕上げ
塗装前の最終仕上げとして木口を整えます。
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アセンブリ
塗装あがりの製品に金具と持ち手を取り付けます。治具で固定し、穴位置に注意しながら作業します。
![](https://assets.st-note.com/img/1717049982279-INNliK1RWK.png?width=800)
完成品
今回ご紹介した薄型木製ケースの完成品です。薄い合板の材質で軽量なため、持ち運びに最適です。
![](https://assets.st-note.com/img/1717050118858-Ff4hFg3E4o.png?width=800)
【木製ケースの製造ならご相談ください。】
いかがでしたでしょうか?既製品の現物をもとに図面の設計を行ったり、アセンブリ対応により一貫生産することが可能です。業務用木箱・什器・ボックス専門メーカーとして釘なし、継手などの組み方をご提案できますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
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