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新米と合わせて!米どころ長岡発のおむすび専用調味料【おむすびジャム 神楽南蛮にんにく】

こんにちは!The SUZUTIMES編集部の これえだ です。

“令和の米騒動”とも称される昨今のお米事情ですが・・・9月に入り新米が出回ってきたことで少しずつ落ち着きが見られるようになりました。お米農家さんからも様々な声を聞いており、改めて農家さんへの感謝を感じています。

この時期に楽しんでいただきたい商品・・・ということで、今日はSUZUの人気アイテム『おむすびジャムシリーズ』から一つ、夏の長岡食材を使用した商品をご紹介します!

▼以前ご紹介した別フレーバーの記事は、こちらから!


おむすびジャムとは

“ジャム”と言えば、一般的には「パンに塗るもの」「甘いもの」をイメージすると思いますが、おむすびジャムは違います。
おむすびジャムは、「おむすび用」の「甘くない」ジャム。米どころ長岡ならではの発想で、お米との相性を考えて長岡産の食材を使って作った“おかず系調味料”です。

インパクトのあるデザインと、ころっとした容器。可愛らしさも人気の理由です。

開発は、長岡造形大学の学生さんとNPO法人思いのほかとの合同授業がきっかけでした。「長岡野菜の消費を高めるのにどうしたらよいか?」というディスカッションから始まり、加工品の開発がスタート。
コンセプト、ターゲット、商品販売に向けたスケジュール・・・と、たくさんの議論をして『親子連れがピクニックに行ってジャムをかけるかのようにおむすびにおかずをかけてもらおう』ということに着地しました。

“おむすび”という言葉を選んだのも、『生産者と消費者を、地域と消費者を、親と子を結びたい』という想いを込めて。デザインの再考や中身の試作を何度も何度も繰り返し、迫るスケジュールの中でなんとか完成させた作品でした。

開発当時は3種だったバリエーションも、今では6種類に(2024年9月現在)。「おむすび」「長岡素材」というキーワードを軸に、それらの魅力を伝えられる商品をお届けしています。

メイン食材:神楽南蛮

神楽南蛮とは、新潟県長岡市の山古志(読み:やまこし)地区の特産品である唐辛子の一種です。
ころっとしており、シワが多くゴツゴツした見た目。能で使用する神楽面に似ていることから、その名がついたと言われています。

特徴はその肉厚な実の部分。他の唐辛子と異なり、実はそこまで辛くありません。ピリッと爽やかな辛さは種とその周り(わた)の部分。手袋をつけて処理しないとヒリヒリしてしまうくらいです。(途中で目なんて触ったら激痛です)

その辛さを作るのに、標高が高く夏でも朝晩の気温差が大きい山古志の気候がぴったりだったそうです。
古くは家庭用として育てられ、魚沼や新潟市内でも多く作られるようになりましたが、その本家は山古志。今では長岡野菜の一つに指定され、伝統的な味と栽培方法が受け継がれています。

商品:おむすびジャム 神楽南蛮にんにく

1、神楽南蛮の旨みと辛みを引き出す

製造は、しっかり手袋をした状態での神楽南蛮の処理から始まります。
本品では、神楽南蛮のピリッとした辛さの中にある旨みを味わえるよう、種とワタは取り除き、実の部分だけを使用しています。

カットした神楽南蛮はオリーブオイルでじっくりと加熱。加熱することで神楽南蛮ならではの辛みを引き出し、旨みをしっかりとオイルに移します。

2、にんにくの香りとチーズのコク

お米との相性を考えることに加え、神楽南蛮のちょっと新しい楽しみ方ができるようにと、本品は洋風寄りのレシピです。

神楽南蛮同様、にんにくをオリーブオイルでじっくり炒めることで香りを引き出しています。また、粉チーズをブレンドすることで、全体をまとめるまろやかなコクをプラス。爽やかな辛みの中にも甘みを感じる、お味です。

ペースト状に仕上げているので、おむすびにトッピングする以外にも使いやすい本品。バケットに添えたり、ディップソースやドレッシングに加えたり・・・アレンジしやすいのも嬉しいポイントです。

アレンジレシピ:神楽南蛮のガーリックトースト

<材料>
・バケット(お好みのパンでOK!)
・おむすびジャム 神楽南蛮にんにく
・パセリ(あれば)

<作り方>
1、お好みの大きさにカットしたバケットに、おむすびジャムを満遍なく塗る
2、トースターでカリッとするまで焼き、仕上げにパセリをトッピングして完成

爽やかな辛みがアクセントのガーリックトーストが簡単に出来上がります。
オイル・にんにくは本品に入っているので味付けは不要です。
粉チーズが加熱されることで、ほんのり香ばしくクリーミーな味わい。おつまみやご馳走メニューに添える“ちょっと凝った風”の一品にぴったりのお手軽メニューです。

最後に・・・

神楽南蛮は、伝統野菜の一つで、特定の地域では目にすることが多くとも、知名度が高い食材ではありません。農家さんの中でも「マイナーな野菜」とも言われることもあるとか。
ですが、歴史もあれば、味わいは唯一無二!!クセになる辛さとその味わいに、ぜひ触れていただきたいです。

詳しい商品情報はオンラインショップでご覧いただけます。

それでは、次回の更新もお楽しみに!!
これえだ