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作業療法士が教習指導員として働き始めてみた!Part19:積雪(20㎝)。改めて感じたこと

こんにちは。
教習指導員の資格を取得した、作業療法士(OT)です。
教習指導員としてOTが自動車学校で働くのは日本初!!です。

前回は、“専門性を民間企業で発揮するためには?”について書かせてもらいました。
今回は、積雪があったので番外編ということで書いていきたいと思います。



~積雪~


昨日から、当社がある北陸で積雪がありました(地域差あり)。
当社の地域では、昨晩から今朝にかけて約20㎝程度の積雪があり…

午前の半日は、
自動車教習所内の除雪で終わりました。


積雪には慣れているはずでしたが…
カラダが冷え、除雪という重労働がとてもつらく感じました。


というのも、
振り返ってみれば、昨年までは病院勤務でしたのでここまでの除雪は経験していませんでした。


しかし、
自動車教習所のコース内に雪が積もると、
白線が見えないが故に教習生が車両通行帯を間違える…
ということにもつながってしまうことがあります。

その他、
自動車教習所には高齢者が講習に受けに来ることもあり除雪は必須です。

もちろん医療機関でも必須なのですが、医療技術職として勤めていた私は日中は患者さんと接することが業務でしたので、認識が不足していたのだと感じました。




~生活に与える影響~


積雪と聞いて、
公共交通機関や自動車での移動に影響が出ることの想像はしやすいかと思います。

実際は、それ以上に積雪は人々の生活に大きな影響を与えています。


例えば…
病院勤務時代には、
雪が積もると、増えるのが「骨折」を受傷された方。

高齢者もいれば、若い方もいます。
多くが転倒や転落によるものですが、
「なぜ、積雪があるときに屋外にでるのか?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。

単純に、生活するためなのです。


買い物、通院、通勤などなど
その途中で受傷する方もいますし、家庭での除雪や雪下ろしで受傷される方もいます。

積雪というのは、
一瞬で生活を大きく変えてしまうリスクのあるものだと感じています。




~自動車教習所職員として~


当社では、
教習生が生涯無事故でいられる事を目的に教習を行っています。

雪国で生きていくうえで、
自分自身、家族、通行人など第三者を含め
自動車による事故などのリスクから遠ざける役割を持っていると、改めて感じました。

自動車運転の基本的なスキルもそうですが、
地域の特徴に合わせた教習を行うことが、必要であると認識しています。


「移動」という行為は、単体では成立がしません。
何か目的をもって行うから成立する行為です。


自動車運転を含む“移動”という行為が、
人々の生活の一部であることを、

今一度認識し作業療法士としても、教習指導員としても改めて責務を全うしようと感じた冬の一日でした。


と、
そうこうしている内に、また道路には雪が積もってきているので
“除雪”に行ってきます。


本日は、ここまでになります。
次回も、感じた事などを書いていきたいと思います。

また不定期になると思いますが…
時間があるときに、覗きに来てもらえると嬉しいです。

それでは、良い一日を。

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