“不安“を問題意識へシフトしてくれる「回復志向」
こんばんは。
すずこです。
今日は、私の1番目の資質、【回復志向】についてお話しします。
まず、ストレングスファインダーでTOP5に入る資質について。
とてもパワーが強く、意識せずとも使っている場合がほとんどです。それが無意識になればなるほど、周りや自分に迷惑をかけてしまうほどの強さになります。
そして、強みのベースメント使いというのですが、強く特徴が出過ぎるあまり、“弱み”になってしまう事があります。
ですので、1位の資質というのはその人にも、周りの方にも大きく影響を与える資質になります。
私の場合、それが【回復志向】です。
1位でも厄介なのに、実はこの資質自体にも、すこし手に余るところがあるといいますか、扱いにくい特徴があります。
この【回復志向】のベースメント使いによって私はたくさん悩みを抱えてきました。
ということで、今回は資質のベースメント使いによるちょっと暗いお話しなります。苦手な方はご注意ください。
(補足:反対に意識して使えている、強みが才能となって他者に開かれている状態をバルコニーと言います。日が当たっているイメージからこのように付けられたそうです。)
【回復志向】は簡単に言うと、問題解決は私に任せて!な人です。笑
まずは問題点をピンポイントで見つけ出し、それに対する解決策をこれまたピンポイントで打ち出し実際に解決していく、それが無意識にできてしまうような資質。
バルコニーの状態であれば、スーパーマンのようなかっこいい資質です。
なんだか上手くいかないなあって時にこの人に問題解決を頼むと、俄然はりきって対応してくれますし、どんなに難しいことでも途中で投げたりしません。解決するまで必ずやりきります。
では、ベースメントだとどうなるのか。
問題にばかりに目がいってダメ出しばかりしてしまったり、他の人の問題に頼まれてもいないのに踏み込んでしまっておせっかいと思われてしまうことがあります。
また、これが自分に向くと、ダメ出しのオンパレード。
そしてどんどんとマイナス思考になり、自分が悪いからこういった結果になったのだと、因果関係の全くない事を結論づけて負の連鎖にはまります。
この負の連鎖には、私が2番目に持っている【内省】がおおいに絡んでいると思うので、ちょっとした感覚の違いはあるかもしれません。
そして、資質のことも、心理学のことも知らない私は、この【回復志向】や他の資質などの絡みもあって、なんでも自分のダメな所とつなげては反省会まつりを行うような思考回路でした。
いま思うとしんどいです。
でも、その時はしんどいと思いながらも、そのツラい思考をずーっと続けていました。
そして、究極の結論に至ったのが小学生の時です。
「私には価値がなくて、いなくてもいい存在。」
これにはいろいろな背景はありますが、それを30歳までずっと心に抱いて、定期的に咀嚼し直してはまたその結論に至ってを繰り返していました。
何度も自分を追い詰めて、“死にたい”と思っていました。
では、今はどうなのか。
様々な事を知って、様々な人の体験に触れて、その流れで身の回りで様々な事が起きた結果、黒くてドロドロした底なし沼は、だいぶ底が見えてきて、さらっとしたものになってきました。
でも、まだまだドロっとしたものはあります。
それをどうするかという事を、【回復志向】を使って「解決策を見いだす」という事にシフトできるようになってきました。
私のパターンとしては、上手くいかなくて余裕がない時、「不安」によってよくない状況になる事が多いです。
「不安」から考えすぎ、そして動けなくなり、結果自分を責めるというパターン。
では、その「不安」はどこからくるのだろう。と【回復志向】で考えます。
「不安」は、がっかりされたくない、居場所が無くなるのが怖い、嫌われたくない、失敗したらどうしよう、、などの声からくるものだと気づきます。
そして、これって、小さい頃と同じだなという事に気づきます。
ああ、私、あの時みたいに人が離れていくのが怖いんだ。
親にそうされたように、傷つく事をまた言われるんじゃないかとか、
親しく思っている人の愛情を失うんじゃないかって怯えているんだ。
じゃあどうすればいいのか。
怯えている自分をまずは癒やしてあげよう。
そして、感情が優位になっている状態から、課題を解決する、実行に移す作業にシフトしようとなります。
そこで、私にできる事と、できない事を洗い出して、できない事は知識を増やすことで対処しています。
もちろん、知識を増やしたからと言ってすぐにできるようにはなりません。
その際にまた不安になりますが、トライアンドエラーを自分に許可して【成長促進】で見守るようにしています。
ストレングスを学んだ初期の頃は、この「不安」に陥るのを【回復志向】と【内省】のせいにしていましたが、それも固定思考でした。
ちゃんと学んでいくと、【回復志向】はただ問題を見つけていただけ、【内省】は思考を巡らせていただけで、そこに傷ついた自分が加わることで負の連鎖になっていた事に気づきました。
“傷ついた自分”を癒やすことは最優先です。
でも、どう癒やしたらいいか分からないですよね。
そのときにストレングスが大いに役立つと思います。
だって、何十万の統計を元に、私の回答パターンから導きだされた私だけの結果ですから。
ちょっと内省が暴走気味でまとまりのない文章になってしまいました。
二晩置いて、読み直しても修正しきれないのでこのまま公開します。笑
まとめると、自分の1番の強みは無意識に使うと自分と周りを困らせて、
意識的に使うと自分も周りもどんどん活き活きしていくよ。という内容でした。(回復志向どこいった。)
今、困っていることがあったとしたら、それは上位のストレングスの影響かもしれません。
次回は、【共感性】についてお話しします。
ではまた。
すずこ
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