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【生きづらいと感じている全ての人へ。連載】あとがき

これを小説と言っていいのか分からないくらい、つたない文章でお恥ずかしい限りですが、とにかく誰か一人でもいいから、これを読んで共感して、重ねて、ほっとしてくれたら嬉しい、その思いで書きなぐりました。

なんせ、初めての事ですから、驚くほど幼稚で既視感のある文章である事は認識しております。
どうか読まれる方の優しい心でスルーしていただければ幸いです。

そして、私のように、漠然と孤独でどうしようもなく悲しい誰かに届き、
ほんの一時でも寄り添えたらと願っています。

また、ハッシュタグに毒親だとか、アダルトチルドレンなど記載していますが、決して両親がした事を責めようなどとは思っていません。

以前は、インターネットや本などから得た限られた知識で自分をそういった枠にはめようと必死でした。
同時に、チェック項目に両親の行いを当てはめて、やっぱり!だからか!と得意げにおとしめて、自分を安心させるのに一生懸命でした。

ですが、それをしても解決せず、それでどうすればいいのかという本題になると、漠然としていて、抽象的で、さらに問題が複雑化するだけでした。
今思うと、自分の中の複雑な問題が良く分からないがために、名前を付けたい、明確にしたい、その一心だったと思います。
よく分からない物はなんでも怖いですから。

ただ、名前を付けて終わりならいいのですが、そうもいかず、悲しみだけが引きずり出されて、またツラくなるだけの永遠ループでした。

あと、本文にも度々出てきている「普通の人」についてですが、私自身も周りからは“普通の人”に見えていると思います。

それは、自分の思考や気持ちに反して、周りは私に対して普通に接してくれているから。
しかし、そのギャップにとてつもなくストレスを感じて、どうせ分かってもらえない…とひねくれていくのです。

もし、全く同じ気持ちで、同じ境遇で、無償で寄り添ってくれる人がいたら…
どんなに幸せだろう。
そう思った時に、この一連の文章を一気に書き上げました。


もしも、同じだなと思ってくださった方がいましたら…。

ツラいですね。悲しいですね。寂しいですね。ドン底ですね。

私も仲間です。頑張りましたね。頑張ってますね。

そうだ、ちょっと休みませんか?
何もしないで、ぼーっとしませんか?

大丈夫、あなたが全てを達成しなくても、
どうにかなるものですよ。

身体の力を抜いて。

ゆっくり深呼吸して。

何度か繰り返して。

そして、もう一度。

大丈夫、どうにかなる。まあいっか。

この世界のまだ寂しい誰かに届きますように。

そして、私自身へも。

すずこ

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