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北欧3カ国に住んだ心境まとめ(ドロドロ)

初めて北欧で長期滞在したのは2016年のフィンランド、2019年にノルウェーと2020年にデンマークに住んだ。学生時代以来、北欧信者歴8年の私が北欧との向き合い方を考えた。

北欧でなければ得られない幸せとは何?まず思い浮かぶのは美しく整備された自然とのつながりが日常生活で感じられる事。首都のコペンハーゲン、ヘルシンキ、オスロから徒歩圏内に緑豊かな公園が幾つもあり、季節によって白鳥の親子やアザラシが見られる。街中の狭いアパートに住んいても、朝カーテンを開けると澄み切った青い空が広がっている。繁華街や目抜通りでは窓の外に広がる緑地こそなくても、蒼い空を楽しめる。2つ目の良い所は、都市を離れても交通の便が良い、公共施設が充実していて生活の質が下がらないこと。日本だと地方郊外に行くと車がないと利便性が下がることも多いがデンマークとノルウェーは田舎でもバスの本数が減らないし、電動スクーターと自転車専用道路があり車道を走らなくて良い安心感がある。3つ目は高税率に見合った社会福祉が提供されており年金を自分で貯蓄せずに良く、危機意識ベースの貯蓄でなく旅行やMacBookのための貯蓄をすれば良いことだ。4つ目は個人主義と集団主義の程よいバランスだ。特に女性は肩出しの服や、年配の方が膝少し上のスカートなどを履いても変な目で見られないし、男性に媚びないで伸び伸びしていられる個人主義が生きやすい。一方、デンマークの「ヤンテの掟」にあるように、自分を他人より良いと思ってはいけない、自分の富を自慢してはならないなど全体主義な奥ゆかさ(または自虐文化)もあり、日本人と感性が似ているところがある。5つ目はくだらないが、自分の好みの外見の大人が町中にいること。

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