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国際結婚、スピード離婚、失敗した今言えること

数ヶ月前、ブルガリア人と実質交際期間3ヶ月で電撃国際結婚した。そして移住して1ヶ月後、スピード離婚した。

まず学んだことは、経済的自立は本当に大切。逃げるために結婚や移住するのは、悩みの本質に蓋をして”コレで全て解決しますよーに”と願ってるだけだから上手くいかない。私は東京都・日本人社会に拒絶された不適合者だと10年以上感じており、いつの日かヨーロッパ人と結婚してシェンゲンビザを手にいれ北欧に移住することが長年の目的だった。学生時代から付き合う人や友人は外国人、社会人になってからもマッチングアプリで50人以上と会ってきた。仕事や家族関係で嫌な感情になり、この場所に居場所はないと再確認しては「外国人パートナーのビザでヨーロッパ移住するんだ」と決意を固めた。

行動力と外国人を前にしたコミュ力だけは高くて、ブルガリア人医者エリート家族の御曹司と結婚できた。日本で何をしていても常に片足は外国に掛けている状態だったので、当時勤めて1ヶ月だった大手ピラティススタジオを嬉々として辞めた。スタジオの上司に「信頼の築き方を学んだほうが良い。(Suzuchikaの)両親にも知らせてないスピード婚は心配」と言われたが、日本脱出・ヨーロッパ移住しか頭にない私は聞き流した。

相手方に全て任せて、おんぶに抱っこで片目つぶって飛び込んだ結婚生活は続くわけがない。数ヶ月は義両親の家での生活というのも相まって義両親と私が対立。事あるごとに面と向かって叫んで侮辱してくる義両親と、盆地の中にある砂漠のような街並みに辟易しギブアップした。私は相手の国籍とどれだけ尽くしてくれるかだけで選び、私は覚悟がなかった。逃げの為に自分で調べる苦労を怠り、他人を頼って人生を変えることはできない。人様から叫ばれて侮辱されても、嫌いな街でも、数年後のEUパスポート取得のために留まる理由がなかった。

離婚が決まってからは義両親に「今すぐ荷物をまとめろと1時間以内に追い出されるわ、書類にサインするまでは街にいろ。出ないと警察に通報して不法滞在者にしてやる」などと脅され大変だった。荷物をまとめて航空券を取った今、自分の足で立つんだという意志が生まれた。離婚したのに心が軽いのは、本能が正しいことをしたと教えてくれているのだろう。失敗とタイトルに書いたが、失敗というよりは学びと「インドに行ったら人生変わった」ならぬ「東欧行ったら価値観変わった」だ。これからは自分で稼働して生きていくことに集中したい。

以前は周囲の人が彼氏と別れた、男性が奢ってくれないなどと聞くと可哀想にと感じていたが今は違う。結婚を友人に報告した時「おめでとう。気をつけてね」といった人たちは「尽くしてくれる人を見つけて羨ましい」ではなく本当に私が正しい道を取るように願ってくれていたのだろう。自由や自分の心が大切な人にとって、人に依存する代償は大きい。


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海外移住を考えている人は、まず調べて。一歩一歩着実に。


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