見出し画像

やりたいのに、上手く動けない時は(後編)

2 動けるようになるヒント

ではどういう対応をすれば動けるようになるのか?
具体的なやり方で有効な方法を5つピックアップしてみました。
試してみて頂ければ、動きやすくなっていることを実感できると思います。


2−1 アフターのさらに先のアフターをイメージする
2−2 やりたいことを実行した未来を具体的に予想する
2−3 行動を起こさなかったら、どうなるかをイメージする
2−4 目標はベイビーステップになるまで細分化する
2−5 やり遂げなくても良いから、最初の小さなスッテプだけ行う



2−1 アフターのさらに先のアフターをイメージする

行動を起こした結果、得られることは何でしょうか?
例えば、起業するとしたら、どんなメリットがありますか?

・自由な時間が手に入る
・収入も自分次第でコントロールできる
・お客様に喜ばれる仕事できて、やりがいを感じている
(なるべく沢山、思いつく限り書き出しましょう)

とかだとしましょう。

では次に、
『 自由な時間が手に入る 』とどんな良いことが起こるか?を
さらに考えてみてください。

・妻や子供達との触れ合える時間が取れる
・仲間や友人たちと会える時間が増える
・学びやスキルアップの時間が確保できる

では次に、
『 妻や子供達との触れ合える時間が取れる 』と、
どんな良いことが起こるか?を
さらに考えてみてください。
その時、何を感じていますか?どんな気分ですか?

・妻も子供も喜んでくれて、自分も楽しくて嬉しい
・家族の笑顔でいる時間が増えた。笑っている時間が増えた。
・イキイキと仕事に向き合えるので、効率良くなった

これが、起業した場合のベネフィットになります。
ポイントは、起こっていることで、さらに何が起こるか?
その結果、どんな感情をえるか?この感情がベネフィットです。

『妻も子供も喜んでくれて、自分も楽しくて嬉しい』状態が続くと、
どんな変化が起こりそうですか?

あなたには、どういう変化がありそうですか?
奥さんは、どういう変化がありそうですか?
お子さんには、どういう変化がありそうですか?
ご家族には、どういう変化がありそうですか?
周りの人達には、どういう変化がありそうですか?

思いつく限りいっぱい書き出しましょう。
楽しくて嬉しくて仕方がないくらいに、
その時のシーンをイメージして喜びを感じてください。

未来のポジティブなイメージがしっかりしていて、
そこから感じるポジティブなイメージが強ければ強いほど、
行動に繋がりやすくなります。


2−2 やりたいことを実行した未来を具体的に予想する

次は、さらに具体化していきましょう。
例えば『 自由な時間 』だと、1日の時間の使い方はどうなるでしょうか?
平日と休日では、何が違いますか?
働く時間は、何時間ですか?
それで、目標の収入は得られそうですか?
服や持ち物は、どう変わりますか?
良く行く場所はどこですか?誰と会っていますか?
友人や仲間はどんな人ですか?

現実的だと思え、リアリティーを持てるくらい具体化してください。
今の時点でシミュレーションできるのでしたら、
その場所に行ってみて、目指している人に会ってみて、
実際に体験しましょう。
目指している状態を実現している人から話を聞かせてもらうのも良いです。

自分の未来がイメージではなく、予想として具体的になればなるほど
未来に対する不確定要素が減っていきます。
安心して目指す未来に向かって行けるようになりますよ。

この時に、予想されるネガティブなこと、障害も考えてください。
それを、どうやったら乗り越えられるのか?今できる準備は何か?
未来の障害やトラブルにあったときに
対応する準備ができていることも大切です。


2−3 行動を起こさなかったら、どうなるかをイメージする

もし現状のまま行動を起こさなかったら、どんな未来になりそうですか?
ここで注意して頂きたいのですが、
行動を起こさないことは、現状維持にはなりません。
衰退しています。退行しています。なぜなら時代は進んでいるからです。
社会も、人の価値観も、それを取り巻く環境も変わっていきます。
また、必ず年をとります。体力、体調など年齢とともに低下していきます。

社会の変化、進化とともに、あなたも変化し
対応できる状態を維持している時に現状維持できるのです。

行動を起こさない、昨日と同じことを今日も明日も繰り返すのだとしたら、
あなたの未来はどうなっていますか?
10年後、あなたの市場価値はどうなっているでしょうか?
ビジネス(会社)の状況は? 収入は? 未来は明るいですか?

行動を起こさない未来のイメージは、
あなたの向かいたい未来でしょうか?避けたい未来でしょうか?

10年後の行動しなかった、あなたの未来をイメージしてください。
どんな気分ですか?何を思っていますか?家族はどんな感じですか?
周りの人たちは、どんな表情をしていますか?

この場所にいるイメージのまま、
10年後の行動した未来を実現している世界をみてください。

これが、行動する、しないを選択した結果の差です。
今、あなたは選べます。
行動して得られる理想の未来か?行動しないことで起こる未来か?
どちらを選びますか?これからどうしますか?


2−4 目標はベイビーステップになるまで細分化する

気持ちは動きたいのだけれども、
何から手をつけて良いのか分からない。だから動けない。

そんな時は、まずは目的と目標を決めましょう。
なんのために?どうなりたいのか?

例えば、
家族の笑顔のために、家族が安心して暮らせる環境を維持するために。
起業して安心して暮らせるだけの収入を得られるようになる。
(OOOO年OO月  売り上げ ¥0,000,000/年)とか。

期限と具体的な数字が入るのがポイントです。
「〜〜なりたい」ではなく「〜〜なる」にしてください。
「〜〜なりたい」は願望です。「〜〜なる」は決断です。

例えば「俺、OOOOになりたいんだよね〜。」といっている人が
本気だと感じますか?実現の可能性は高そうですか?
「俺、OOOOになります。」といっている人はどうでしょうか?

これは他でもないあなた自身に向かって言っている言葉です。
その言葉を受けて、感じるのもあなたです。
「OOOOになりたいんだよね〜。」だと、
あなた自身が自分は本気じゃないんだと感じて、
行動もその内容も適当になる可能性が高まります。
ですので、
目標設定は「〜〜なる」「〜〜です(ます)」で言い切ってください。

目標が決まれば、どうやったらそこに行けるのかを調べましょう。
すでに実現している人に聞く(セミナー行くとか)
ネットで検索、本で調べるなど。
実現していない人には聞かないでください。
間違えている、誤解している可能性が高く、迷子になる可能性も高いです。
信頼できる人、信頼できる情報から学んでください。

目的、目標、そこに至る経路が分かったら、次はステップを考えましょう。
料理のレシピと同じです。美味しい料理に仕上げるには、
正しい手順で調理を行う必要があります。

経路を調べる時に、同時に調べられると良いですね。

あとは、大まかなステップから、
今日やるタスクまでを細分化していきます。

5年後でしたら、1年 ▶︎ 1ヶ月 ▶︎ 1週間 ▶︎ 1日と分解していきます。
大きなステップ、大量の作業だとハードルが高く、
プレッシャーも強くなり足がすくんでしまうかもしれません。
「これだったら大丈夫 ♪ 」と思えるくらい
小さな作業に分解するのがポイントです。


2−5 最初の小さなスッテプだけでも行う

どんなに作業を細分化してベイビーステップにしたとしても、
今日は体調が良くないからとか、
今日は気分が乗らないからなんて日もあるでしょう。

そんな時は、最後までやらなくても大丈夫です。
ベイビーステップのさらに小さなステップだけでも実行してください。

例えば、ブログ投稿をする場合でしたら、
PCを立ち上げて、記事を書く準備をしタイトルだけ入力するとか。
これだけで、大丈夫です。気分じゃなくても、
これくらいならできそうじゃないですか?

部屋の掃除でも、少し壁の汚れが気になって拭いたら、
意外と目立って、結局部屋中の掃除をしてしまった。
そのような経験はありませんか?

超スモール・ベイビーステップを実行すると、
それと同じで少しだけ始めると、それが呼び水となって、
気分が切り替わって意外とできたりすることもあります。

また継続するためには、習慣化するのがコツです。
ポイントは毎日することです。できれば作業する時間も決めて。
毎日20時から始めるとか。
なので気分がのらない日は、超スモール・ベイビーステップを
実行するのがお勧めですよ。

…………………………………………………………………………….

いかがでしたでしょうか? やりたいのに、上手く動けない。
その理由と動けるようになるためのヒントをお届けしました。
実はこれ以外にも心理的障害によるケースもあります。
またの機会にお話ししますね。
この記事が、少しでもあなたのお役に立てると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?