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【真実】書いて、残すこと

ちょっと前に僕は単身赴任をしていた時期があって、週末には帰宅するんだけどまだ子供が小さかったので何とか奥さんの負担を減らそうと子供たちと交換日記をすることにしたのです。

何気ないメモの中に「こんなこと出来たら凄いぞ」みたいな期待値を綴って子供たちのチャレンジ精神を煽ったりした。結果としてそれが奥さんの助けになればいいな、と期待して。

月曜日の子供たちがまだ起きてくる前に出かけるので、日曜日の夜に用意した専用のノートにメッセージを綴っていた。子供たちは朝起きるとそれを見て、1週間のうちのどこかで返事を書く。金曜の夜中に帰ってきて僕がそれを見るという訳だ。


子供たちの日記は素晴らしかった。

と言いたいところだけど、実際はそんなわけなくて(笑)。書かれている内容は「おみやげいっぱいください」とか、なぜか「きのうがんばってかをころしたよ」とか、虫を退治した武勇伝が大半。

特に次女はちっちゃい”っ”とか、濁音半濁音が書けていないのでおかしな文章ばかりになっていた。長女の方も主語が突然変わったりして難解な文章が多かった。


あれから数年経って、子供たちがそのノートを引っ張り出してきて読みだした。少し恥じらいながらも爆笑だった。

個人的にはあの頃の子供たちの無邪気さみたいなものを想い出してかなり懐かしかったけれど、とにかく全ページ面白かった。何気ない平日の夜に何か特別なショーを見たようなそんな濃厚な時間になった。

やはり、

書くことは尊い。たまにnoteを更新していて、あれこれ何のために書いてるんだっけ?と自問するときがあるけど、答えはとてもシンプルで明確。残すために書いているのだ。

毎日はどう過ごしても24時間経てば更新されていく。深くても浅くても、必ず同じペースで更新されていく。その間に思ったこと、感じたこと、やったこと、見たり聞いたりしたこと、それらを書き残しておくことは本当に尊い。その時そこにいて何かを考えたことの証拠を残しているとも言える。


後で見返した時、それは喜怒哀楽のどれに当てはまってもプラスでしかない。繰り返しになるけど、書いて、残すことは尊いのだ。

 

 

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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