【週刊ユース分析】プレミアリーグ 2021 WEST　注目選手をチェック！

さて、ついに開幕しました！2021年 高円宮杯プレミアリーグ！！

日本サッカー協会は、4月3日(土)、4日(日)に高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグを開幕することを決定しました。

高円宮杯は18歳以下の選手の技術向上、心身の育成を目的に1990年度から始まり、2011年度にリーグ形式の「プレミアリーグ」に生まれ変わってから今年で11年目を迎えます。

（続く） pic.twitter.com/hQ3B4hMIqD

— 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ (@jfa_u18) March 10, 2021

先週のnoteで2021年シーズンのプレミアＥＡＳＴの注目選手を挙げさせていただきました。

今回はＷＥＳＴの１１選手です！
それでは早速行ってみましょう！！

■ジュビロ磐田U-18
　藤原 健介選手 Fujiwara Kensuke （MF/3年）

ジュビロファンの間では挙げるまでもない有名選手。
ただ今回、ぜひ全国の皆さんに知ってもらいたい！ということでチョイス。

1年生時からプレミアに先発出場しており、自ら志願してキッカーを務める強心臓。3節の流経大柏戦で早速ゴールを決めて本物であることを証明してみせました。

正確なプレイスキックと縦に出せるＯＭＦ。トップに混ざってのTMでも抜群の存在感を見せます。
最終学年の３年目。強豪ひしめくＷＥＳＴでどこまでやってくれるか、注目です！！

★U-16／U-17／U-18　日本代表

それから、前回の清水・田中選手と同様に、新１年生枠でもう一人。

　後藤 啓介選手 Goto Keisuke （FW/1年）

昨年中学３年生（磐田ＪＹ）ながら飛び級でユースに帯同。
抜群の存在感で印象的なゴールを決めています。

双璧を成す清水・田中侍賢選手とは対照的に、魅力は何と言っても１９０ｃｍに迫ろうかというその身長。まだまだ伸びそうですねー。

背が高いだけでなく、足元もあり勝負強い！
中学３年生でトップチームに帯同した鹿児島キャンプ。清水とのＴＭでゴールを奪い静岡がざわついた（笑）のは記憶に新しいところ。

満を持してプレミアデビュー。どこまでやってくれるか楽しみです！！

★U-15／U-16　日本代表

■名古屋グランパスU-18
　甲田 英將選手 Koda Hidemasa （MF/3年）

19年プレミアを制したチームで1年生ながらベンチ入り。
先発したセレッソ戦では、特徴である細かいタッチのドリブルからゴールを奪ってみせました。

高校2年生から2種登録されており、早い段階でのトップデビューが期待されましたが未だＪ１での出場経験はなし。
選手層の厚い名古屋ですが今シーズンこそ成瀬選手に次ぐ生え抜きの星になれるか。注目です！

★U-16／U-17／U-18　日本代表
★20年度／21年度　2種登録

■京都サンガF.C. U-18
　植田 悠太選手 Ueda Yuta （DF/2年）

こちらも世代別代表常連の左サイドバックです。

この年代を調べてみて思ったのですが全体的にボランチ、それからＣＢ、ＧＫに良い選手が多い印象なのですが、かつての日本はＳＢ王国。
比較的小柄な植田選手はポスト長友選手を彷彿させる期待の次世代ＳＢですね。

特徴は左利き。大きくサイドに開いてから左足で出す縦パスが得意なようです！

★U-15／U-16　日本代表

■ガンバ大阪ユース
　坂本 一彩選手 Sakamoto Isa （FW/3年）

既に飛び級でＪ３（U-23）デビュー済み。
宇佐美選手、食野選手を輩出したガンバユースらしい、とにかく上手いＦＷですね。
密集を怖がらないエリア内の落ち着いたプレーが印象的です。

2つ上の唐山翔自選手（現・ガンバ）を追いかけるプロ必至の森下チルドレンです！！

★U-17／U-18　日本代表
★20年度／21年度　2種登録

■セレッソ大阪U-18
　春名 竜聖選手 Haruna Ryusei （GK/2年）

実績ある選手の輩出において枚挙にいとまがないセレッソユースですが、キムジンヒョン選手の後継者として期待されているのが１学年上の上林豪選手、それからこちらの春名選手でしょうか。

この世代の代表ＧＫ筆頭で、今年度は高校２年生ながら2種登録を果たしています。

”春”名選手だけに、セレッソ（桜）の象徴となるか。注目です！

★U-15／U-16　日本代表
★21年度　2種登録

■ヴィッセル神戸U-18
　尾崎 優成選手 Ozaki Yusei （DF/3年）

成長著しい神戸ユースにおいて存在感を示すのが、世代別代表常連の尾崎選手。

こちらも高校2年生から2種登録されておりますがトップデビューは未。神戸のＣＢと言えば菊池流帆選手がブレイク中ですが、彼の熱さを吸収して益々成長できるか。
注目です！

★U-16／U-17／U-18　日本代表
★20年度／21年度　2種登録

■サンフレッチェ広島F.Cユース
　棚田 遼選手 Tanada Ryo （FW/3年）

常勝軍団の新１０番！とくればその時点で注目選手！！

昨年の大けがで長らく戦列から離れていたようですが最終学年に１０番として帰ってきました。
攻撃陣には高柳英二郎選手（3年）や、森夲空斗選手（3年）ら他にも一線級のＦＷがおり、トリオで形成する前は破壊力十分。

抜群の得点力を誇る広島でエースとして君臨できるか。
注目です！

★U-16　日本代表

■東福岡高校
　須田 純弥選手 Suda Junya （GK/2年）

攻撃的なイメージの強い赤い彗星からは２年生ＧＫをチョイス。

昨年の記事を漁っているとU-16の大会などはこの須田選手を中心に堅守のチームの様ですね。競争力激しい東福岡において昨年の選手権はベンチ入りできていなかったようですが今年のプレミアでブレイクするのではないでしょうか。

赤い彗星の後ろに構える黄色い壁・須田選手に長い目で注目です！

★U-16　日本代表

■サガン鳥栖U-18
　福井 太智選手 Fukui Taichi （MF/2年）

まず忘れてはいけないのがＵ－２４代表にもなった中野伸哉選手がユース世代であるという事実。
ただ実質トップの選手ですし今更取り上げるまでも無いので、ここでは中野選手の次！ということで福井選手をチョイス。

U-12,15からずっと中心選手として君臨し続ける次世代鳥栖のTop of the ロマン。
中野選手で騒ぐなら福井選手もチェックせよ！！と鳥栖ファンの皆さんは思っているでしょう（笑）。

もうひとつ特筆すべきは、すでに今シーズンルヴァンデビュー（当時高1）を果たしているという事。
鳥栖の下部組織、本当に底知れないです。

★U-15／U-16　日本代表
★21年度　2種登録

■大津高校
　森田 大智選手 Morita Daichi （MF/3年）

宮原選手（現・熊本）、半代選手（現・筑波大）の２大エースの抜けた県立の雄・大津を引っ張るのは新キャプテン森田選手しかいないでしょう！

１年生時（正確にはまだ入学前！）のプレミア開幕戦、ガンバユース相手にスタメン出場しゴールをあげるなど経験値も十分。

小柄ですが東京・梶浦選手と同じようなリズムが作れる選手。集大成として大暴れするか。注目です！

★U-16／U-17／U-18　日本代表

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自分なりに注目選手を並べてみましたが・・・しかし全国にたくさんいますね。次世代が！！

先週まとめたＥＡＳＴのトップとチャンピオンシップを戦うのはどこのチームか。
熾烈な残留争いも含めて、熱戦必至です！！

今回の記事が、皆さんの興味のはじまり、あるいは深掘りの一助になること祈念いたしまして。
今シーズンも愉しみましょう！！

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました！

※ゲキサカさんはじめ、たくさんの写真を借用させていただきました。問題ありましたら個人的に連絡いただけましたら幸いです。
※記事中の”日本代表”は、候補トレーニング選出も含みます。

全ては高円宮杯プレミアリーグの発展、それから日本サッカーの未来のために！