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【ビジネス考察】【就活】リクルートスーツの季節に唯一お勧めしたいこと

僕たちは高校卒業と共に、能力も外見も、より個性を磨くために一斉に制服を脱ぎました。

それなのに!

毎年この時期になると、同じようなリクルートスーツを着て、同じような髪形化粧をして、同じようなお辞儀の角度で、同じような自己紹介で・・・

猫も杓子も再び画一的なスタートラインに戻るのです。


これが、
僕が就職活動をとても滑稽だ。と思ってしまう理由のひとつなのですが、かく言う私もビシッと不慣れなスーツを着て説明会などに行ったわけでして(笑)。

あまり人のことは言えません。とにかく変に着飾らずに頑張って欲しいものです。


■就職活動中 唯一のおすすめ

こんな、滑稽と揶揄してしまう就活ですが、
今思い返してみて、これは良かった!と思うことがあります。

それは、「自己分析」です。 

少なからず自分の人生の分岐点である就職に向けて、
「さて自分って何が好きなんだっけか?」
と、素直に自らを振り返る時間にはとても価値があります。

前に、”着飾らずに”と述べたのも、実はここにあります。

就職活動中は、誰にも見栄を張らず、誰の指図も受けず、自分の本能のままに、自分自身のこれまでを棚卸し、自分自身のこれからを思案してほしいのです。

実はこれを経て会社を選ぶことで、就職してからの幸福感とスタートダッシュの質が変わってきます。



■鈴木の場合

「長所短所」の欄が必ずあると思います。自己分析の具体的行動とは、ここに全力を注ぐことにあります。

多くの人がこう書くと思います。

「私の長所は潤滑油のようなバランスの良さで、逆に短所は潤滑油のような当たり障りのなさです。」


何と言おうが良いのですが、これではあまりにももったいない!もっと生々しくいかなきゃ


私の場合はこうでした。

いったん全裸になります。頭の中で素っ裸になるだけでも、本当に全部脱いでもどちらでも構いません。

全裸になった状態で、「おい鈴木、お前はどうしたいんじゃ」と問いかけます。

もう隠すものなんて無いので、自分のこれまでの歩み、拘り・ポリシー・譲れないものなんかを棚卸して一意の結論を出します。

「オレ、見栄っ張りです。あと、お金が大好きです」



こうして、

希望する会社はBtoBの優良会社より、売上・利益などは劣るがBtoCの聞いたことある会社。
ちょっと残業多いけどサービス残業の少ない労働組合がしっかりしているところ。

そんな感じで志望する会社の枠が決まってくると思います。


長所短所を問われた際に、そのまま言ってしまってはさすがにセンス無いのでちょっと加工して、

「私の長所は結果に対して客観的な評価を意識し、拘りぬけるところです。ですから御社のように多くの人に認知され評価されている会社で、培ってきたスキルを活かして・・・

また、短所は拘りが強すぎて少し時間がかかってしまう事です。これに関しては仕事をするうえで大切な生産性を意識して、スピード感ある業務が出来るように努力していきたいと思います。」


ちょっと仰々しいですが、自分の本能から大きく逸れたことは言っていないと思います。
よく聞く発言かもしれませんが、自分の言葉で言えている分 迫力が出ると思います。


言い方の工夫はありますが、これら本能をベースにした発言は必ず相手(面接官)に伝わります。
本能のままに棚卸した結果、自分が潤滑油だった場合、安心してください。それもしっかり伝わります。



■自分のことを客観的に見れる人が強い

結局これなのかもしれません。

自己分析は就職してからも様々な分岐点で必要となってきます。
要所要所でこれがしっかりと出来て、抗うことなく流れに沿えば、たいていのことはうまくいきます。


自分を客観的に見つめ直したうえで、それをポジティブ側に振るのかネガティブ側に振るのかを考えればよいのだと思います。

たとえネガティブ側に振って、じっとしゃがみ込む期間を作ったとしても、やみくもに悩んでいるのではなく、自分の全体が見えているだけでそれは大きく異なります。



大人と言うのは実は、子供なんかよりよっぽど自分のことがわかっていません。
正確に言うと見て見ぬふりをしている、とてもずるい生き物です。

就職を目前に控えた今、自分自身を改めて直視して、自分に素直な働き方選んで欲しいと思います!




本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!


この考えが、就活生の皆様とお会社を滑らかにつなぐ潤滑油になりますように。






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