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【真実】【育児ルポ】ノイズが聞こえる幸せ

300日20時間は泣いていた。


信じられるだろうか。長女の幼少期の泣きっぷりだ。

僕はイライラもしたし疲れたりもした。

でもこのことには
すごく幸せな事実があることを知ってから僕は少し気が楽になった。

だから、そのことを記しておこうと思う。


喧噪


こんな経験をしたことがないだろうか。

屋外でビデオ撮影をしていて、家に帰ってきて見てみたら、騒音が大きくてびっくりした。
「そんなにうるさかったかなぁ・・・。」


人の脳にはフィルターがあると聞いたことがある。興味のない音を聞こえなくするフィルターだ。

だから外で遊んでいるとき、興味のない騒音は聞こえていなかった、というわけだ。


興味

もう一度思い返してみる。人間は興味のない音は聞こえない。


しかし、長女の泣き声はとてもよく聞こえた。それは僕が子供のことを毎日、いつも思っていた証拠だと思う。

長女の泣き声に、僕はイライラもしたし、疲れたりもした。でも、僕は彼女のことを、決して見失うことはなかった証拠でもある。


生活していると嫌なこともある。つまりノイズだ。
でも、ノイズが聞こえることは、それを真剣に考えている証しなのだ。


ノイズ

物事は捉え方で変わる。
ノイズが聞こえるということは、興味があるということだ。

ノイズが聞こえるということは、そのことをとても真剣に考えている証拠だ。


ノイズは、

聞こえること自体、幸せなことなのかもしれない。

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