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【真実】生きていくうえで、余裕ちゃんでいられるか
8:14。
8:15の電車に乗るために改札を抜けて走るか、
8:20の電車に乗るからいいやと、急いでる人に道を譲るか。
この差は想像以上にデカい!! っすね。
■美味しい料理
僕はここ数年間。いや、サラリーマンになってからずっと、何かに追われているかのように焦って生きてきたと思うのです。
自分の性格によるところが大きいと思うのですけれど、よく言えば強すぎる責任感。悪く言えば常に余裕のない生き物になっていました。
成長のためにはある程度の強度は必要だし、常に目線がストレッチしているから目標達成できるのであって・・・などなど、自己啓発本に書かれているこれらは全て真理。
ただ、
何というか、辛いカレーにはとにかくあらゆるスパイスを入れるし、甘いお菓子にはとにかく砂糖を入れまくるような、そんな生き方をしていたのではないかと思うのです。
対して経験のある人たちは知っています。
辛いものが好きだからと言ってスパイスだけ入れても思ったような味にはならなくて、そこには煮込んだ野菜からでる甘みがあるから辛くて美味しい料理になるわけで。
つまり僕の人生は一点の曇りもなく一生懸命だったわけですが、何ともコクの無い人生だったわけです。(泣)
■リーダー像が示している
良いリーダー像と言うのがあります。
メンバーのやる気とやりがいを掘り起こし、物理的な先導者、ではなくビジョンの先導者となってメンバーの力を借りて大きな大きな目標を達成していく。
これは一言で言えば、
乱気流に煽られて揺れる機内に流れる機長の「ご安心ください」の言葉のような、
あるいはキノコ狩りに行って(行ったことはないけど)怪しいキノコに向かって「これは旨いやつ」と淡々と言える山岳ガイドのような。
つまり良いリーダーというのは、周囲を安心させる余裕があるから良いリーダーなのであって、がむしゃらに一生懸命やっている人ではないのです。
それは達成したい目標が大きければ大きいほど、顕著です。
僕はこれまで寝る間も惜しみ、家族との時間も惜しみ、(子供の運動会だって行かずに休日出勤してた!)それはそれは背中で頑張りを見せちゃうような必死さでプロジェクトやら組織のリーダーをやったりしたのだけれど、
それは全く以って間違っていると気付きました。
得たものはゼロではないけれど、失うものが多いわりに最終的な理想形にあまり近づけていないんだな、と。
■余裕ちゃん
「余裕」にちゃん付けしちゃうぐらいの、なんだかとってもバカっぽいけどそれをバカっぽいと言って、でも発言できちゃうような、そんな余裕を常に心がけていきたいですね。
一生懸命やっています。成功に向かって努力しています。
みんなにも頑張ってもらいたいし、成功してみんなで分かち合いたいです。
だから見て。オレ、気合入ってるでしょ。たとえ血を流しても一切気にせず頑張ってるでしょ!
・・・ではなくて、
今日も楽しく行こう!ミスっちゃった?いいのいいの。気にしないで。そりゃ失敗ぐらいあるさ。オレが何とかするから、またチャレンジしてみなよ。
あ、これ?オレの隣にあるこれが何か気になるって?これね、オレの相方。余裕ちゃん。
ぐらいの緩さで、大事な大事な仕事をこなしていきたい。バカっぽくていいですね(笑)。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
こうして文字を書く時間があるということは、素晴らしいことなんです!
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