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【考察】世の中は、赤く染まるか

貧富の差が広がっていると言われています。

稼ぐためには都市部の方が有利。だけど逆に物価が高くて生きにくい。特に子育てに対するハードルは高く、少子化に拍車をかけています。

人々の不満が目に見えないどこかに蓄積していって、いつかどこかで爆発する。

歴史的にはそれを、革命と言ったりします。


■ベーシックインカム

最低限所得補償。

簡単に言えば、生きるために配るお金。日本では実行されていませんけど、コロナ禍が貧富の差に拍車をかけて今後どうなるかはわかりません。

生活保障制度というものもあります。”自立を助長する制度”と謳っていますが一時的な支援で立ち直れるほど実際の社会は甘くはありません。


これらの財源は何か。言わずもがな税金です。

ちょっと待ってくれ。・・・徴収額を増やして平等に配るって、これもう社会主義の思想そのものじゃないか。



■社会主義

社会主義=独裁国家=悪いもの という考えがあるけどこれはちょっと乱暴かなと思います。

もともと社会主義思想は資本主義における労使間のの差別を覆すための思想で、それはいつも革命的な出来事によって成し遂げられ、その革命を成し遂げるためには絶対的なリーダーがいました。

そのリーダー(=ヒーロー)を盲目的に崇拝することで国家は成り立ち、維持するために軍事力を強め、独裁的な体制を敷くケースが多い。ということで社会主義は独裁者を生むケースが多いと言えます。

なので社会主義思想=悪。というのは少し乱暴かな、と思います。

では、

貧富の差を無くし、徴収したお金をみんな配る考えは素晴らしいのか?というと、個人的にはNOかなーと思います。

なぜなら人間は、生まれながらにして「良くなりたい」と願う生き物であって、その願いを満たすために周りと比べたがる生き物だからです。

この本性を私たちは「欲」と呼んでいます。資本主義のロジックは、人間の本能である「欲」を正しく活用した世界と言えます。


だから、増税してベーシックインカムを保証する。これは目先の救済案としては有効かもしれませんけど、それってもう社会主義の思想じゃん!というのが実感で、それがゴールで良いんだっけ?というのが意見です。


■生きる

じゃぁどうすれば・・・?という答えは、例えばYoutuberが教えてくれています。

YouTubeで稼ぐって、ひと昔前には誰も考えていなかったことで、環境の変化が生んだ新しい稼ぎ方そのものです。

収入が無い、生きにくい、と言われる時代ですけど、一方で昔だったら絶対ない方法で稼いでいる人が出現している時代でもあるんですよね。


環境の変化に強い奴が強い。とはダーヴィンの言葉ですけど、まぁ世間がヒーヒー言ってるこのコロナ禍においても、どこかに儲けている人はいるわけです。

環境の変化に敏感になれ! VUCAの時代を賢く生きろ!

なんて言葉が飛び交ってますけど、勝ちたかったらセミナー行けってこと?また人脈とか言ってるの?www 結局お金かかるじゃん!疲れそう!なんかキモイ!!


個人的には、

ボーっと生きるのが正解かなと思っています(笑)。ダラダラ、ではなくてフラットに。

コロナ? 百合子? 5G? Clubhouseってどこいったのよ?
・・・いちいち慌てるでない(笑)。


目まぐるしく起きていることに一緒になって慌てているようでは時流なんて掴めない。
そもそも時流なんてものは、シンプルに何か良いなと本能で思って行動し、気がついたら掴んでいるものではないだろうか。


平等に配られることを期待する前に、フラットな感情で今こそ何をすべきか考えてみたい。
ありがたいことに、世界が混沌としていればしているほど、何をすべきかはわかりやすいのではないか。


そう、世の中はいつだってポジティブ!!




本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!


社会主義に触れたエッセイとして、オードリー若林さんの「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」が好きです。





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