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【週刊ユース分析】前橋育英高校を改めて調査!!

さて、前回。

2022年 東西2チームずつ増加のプレミアリーグの展望として、EAST参入候補に新潟・帝京長岡高校をピックアップいたしました。

そして今回も!

EASTの参入候補を高体連枠から。群馬・前橋育英高校でしょう!!

 

■群馬と言えば

少し前の世代では前橋商業の印象が強いのではないでしょうか。

群馬と言えば、前商・服部。もうこのイメージが強すぎて・・・個人的には未だに、前橋と言えばゴリゴリとした力強いイメージを持ってしまいます。

 

そして今や、群馬と言えば前橋育英。OBを見てみると・・・松田直樹選手、青木剛選手、細貝萌選手、青山直晃選手などなど、やはりゴリゴリ系ですね(笑)。

冬の選手権において14年、16年度の準優勝。それから17年度の優勝が記憶にも新しいところ。「実績十分」です。

 

■プレミア9年間の戦歴をおさらい

関東プリンスにおいては上位常連。参入戦4連敗でプレミア昇格を逃しています。

ちなみに2020年の関東プリンスリーグでも2位につけており、本来であれば5度目の昇格挑戦の年でした。

まさに、あと一歩。という所では前回取り上げた帝京長岡高と同じような立ち位置におり、プレミア枠増に伴って昇格が期待されるチームの一つと言えます。

 

ちなみに、

2017年の参入戦で、私の応援する磐田ユースがPKの末に前橋育英を破って念願のプレミア昇格を果たしているのですが、
この年の前橋育英と言えば冬の選手権を制した超強力なチームなんですよね。

選手権の静岡代表は1回戦敗退しており、地元は意気消沈していたのですが、この時の勝利は大きかった!(スミマセン)

冬の王者に勝つチームが静岡にあるんだ。というのはとっても勇気づけられました。
思えば服部さんの前橋商業時代から、群馬勢は静岡県民がいつも気にするチームでしたから。そこに勝てたのはデカかったですね。

 

■前橋育英の逆襲

とはいえ、前橋育英勢。今年のJ1でちょっとした注目を集めています。

2種ウォッチの神。土屋さんのtweetを借用させていただきます。

なんと!2014年度(第93回)準優勝チームの同級生が6人もJ1でプレーするんです。

これって凄くないですか!?

 

しかも岡村選手、小泉選手、渡邊選手は今シーズン個人昇格。鈴木徳真選手はチーム昇格。
さらに、吉田選手、坂元選手は昨シーズン個人昇格。ということで、いずれも着実に階段を上ってのJ1なんですよね。

群馬 →前橋 →ゴリゴリ・強い という(完全個人的な)イメージそのままに、今シーズンのJ1を盛り上げてくれそうな前橋育英勢に注目です!!

 

 

■注目選手!!

上記以外で、注目選手を挙げてみましょう。

 

飯島陸選手(前橋育英高 →法政大)

16年度準優勝。17年度優勝の立役者。atarimaeniカップでも法政大学の準優勝に大きく貢献していました。

間違いなく将来Jリーグでも活躍する逸材でしょう。

 

田部井涼選手 (前橋育英 →法政大)

飯島選手と同じく、選手権優勝メンバー。法政大のボランチを務めます。

大学でも前橋育英伝統の14番!こちらもプロ必至。

 

田部井悠選手(前橋育英 →早稲田大)

当然こちらも。双子の兄、悠選手。

21年度は強豪・早稲田の副主将を務めます。プロでも兄弟対決が見られるか。

 

櫻井辰徳選手(前橋育英 →ヴィッセル神戸)

前橋育英の14番と言えば、山口素弘や松田直樹がつけて来た代名詞。それを2年生の時から付けていたのがこの櫻井選手。

イニエスタ選手の直接指導を受けてワールド規格に成長するか。大注目!!

 

 

■最後に、

やはり調べれば調べるほど前橋育英は青森山田らと共に、高体連を代表してとプレミアEASTを掻き回す存在でなくてはならないな、と。

山口素弘選手をはじめとして、ずっと良い選手を輩出し続けていますからね。

 

関東のユースは今現在、とっってもレベル高いです。クラブユース勢を跳ねのけるのは至難かもしれませんが、ぜひ突破してほしいと思います。

 

 

オールドファンには帝京や東海大のイメージが強いタイガージャージ。前橋の色として定着するか。

プリンス(&プレミア)での前橋育英高に注目です!!

 

 

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

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