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【週刊ユース分析】前橋育英 恐るべし!!!!

まさしく恐るべし。

今一番ホットな2種チームはどこだろうか。
それは育成に定評ある広島ユースか、はたまた柏U-18か。冬の選手権で毎年その名を轟かす青森山田か。


あくまでも個人的ではあるが、それは前橋育英ではなかろうかと、そう確信する。
孤高のタイガー軍団。あの松田直樹を輩出した北関東の雄。

高体連出身の選手というのはあらゆるチームに分散して入団していくためあまりイメージがわかないかもしれないが、Jリーグを見ていて気になる選手がいればそれは高確率で前橋育英という名前に辿りつく

彼も!彼も!そのまた彼も!!気付けば全方位を前橋育英に囲まれているではないか!!

それだけじゃない。君たちは同級生だったんかい!!という横のつながりも異常に多い。
そう。Jリーグはもはや前橋育英の同窓会状態なのである!(やや大げさ)


その証拠に、ちょっとだけ例に挙げてみる。ちょっとだけだよ。
まずは今ホットなこの選手から。


★近藤 友喜(札幌)

近藤選手と言えばこのゴールで認識した人も多いはず。

彼はいったい何者なんだとJ2がざわついたのが2023年。

そして鳴り物入りで札幌入り。ケガで出遅れてしまったがそろそろJ1でもきっちり暴れそうな予感。

そんな彼は前橋育英出身。


★秋山 裕紀(新潟)

そして、
今や新潟の心臓。アルビレックスがJ1に居続ける理由でもある秋山選手。先日のゴラッソは凄かった。

彼もまたその経歴を辿れば前橋育英に辿り着く。

近藤、秋山。J1を席巻する若手注目株は同じ高校出身同士であるだけでなく、同級生でもある。


それだけではない。
藤枝の山原選手。いわきの鏑木選手。大宮から横浜FCに移籍した室井選手も同級生だというから驚き。

山原 康太郎 (藤枝/DF)

鏑木 瑞生 (いわき/MF)

室井 彗佑 (横浜FC/FW)



★坂元 達裕(コヴェントリー)

そんな近藤・秋山世代から少し先輩にあたるのが
山形→セレッソに個人昇格し、瞬く間にイングランドに移籍した坂元選手。

現在は負傷により長期離脱中ですが、彼もまた1996年生まれの前橋育英出身の精鋭。


そして、やはり恐ろしいのが彼の同級生たち。

渡邊 凌磨 (浦和/MF)

FC東京から鳴り物入りで浦和にやってきた渡邊選手も同級生。


小泉 佳穂 (浦和/MF)

FC琉球のイメージ強い小泉選手も元をたどれば前橋育英。


吉田 舜 (浦和/GK)

そして同じく浦和のGK𠮷田選手もまた同級生。

ていうか高校の部活一緒にやってたメンツがプロになって同じチームに3人もいるって凄くない!?


岡村 大八 (札幌/DF)

今やJ1ですっかりお馴染みとなった岡村選手も同級生。


鈴木 徳真 (G大阪/MF)

そんで大阪間移籍を実行した鈴木徳真選手も元をたどれば前橋育英。

そうさ。
東西南北。どこを見渡しても前橋育英。


★金子 拓郎 (ディナモ・ザグレブ)

そんな1996年生まれのゴールデンエイジの一つ下の代にはこの男がいます。

札幌でチートだった金子選手。現在はクロアチアに挑戦中。

彼も当然 前橋育英。

そんな金子世代の2つ下がまた凄い


★角田 涼太朗(コルトレイク)

代表格は角田選手でしょうか。
現在はマリノスからベルギーに海外挑戦中。

どんどん行きましょう。

田部井 涼 (岡山/MF)

この世代の中心はやはり田部井兄弟!!
キャプテンだった涼選手は好調岡山で活躍中。


田部井 悠 (滋賀/MF)

兄の悠選手は地元ザスパを退団して滋賀にて再挑戦中!


渡邊 泰基 (横浜FM/DF)

マリノスにやって来た渡邊選手も同級生。


松田 陸 (千葉/DF)

千葉の若き才能も前橋育英の同級生。


後藤田 亘輝 (水戸/DF)

水戸の主力も同級生。


宮崎 鴻 (栃木/FW)

栃木のビジュアル系FWも同級生。


飯島 陸 (甲府/FW)

甲府の期待の点取り屋も同級生。この世代のエースですね。

とまぁこの世代は、J2を見渡せばほぼ前橋育英


しかも、
山形 →セレッソ の坂元選手
琉球 →浦和 の小泉選手
大分 →浦和 の𠮷田選手
群馬 →札幌 の岡村選手
徳島 →セレッソ の鈴木徳真選手 
などなど、J2から個人昇格を遂げるのも前橋育英出身選手の特徴だったりします。

てことで、現所属カテゴリーに関わらず注目していくべきなのが前橋育英ブランドなのです!


★ニュースター候補たち

さて、
ここからはこれからのスター候補を挙げていきましょう。

まずはこの選手。

中村草太(明治大/MF)

私のnoteでも何度も取り上げているのですっかりお馴染みだと思いますが、大学サッカーにおいて1,2を争う注目株。来シーズンの超目玉選手も前橋育英出身。


新井 悠太 (東洋大→東京V/MF)

既に25年度のヴェルディ内定が決まっています。ていうか既に城福さんの秘蔵っ子状態で試合に出まくってますね。
彼もまた前橋育英。


熊倉 弘達 (日大→甲府/MF)

25年内定と言えば先日 甲府への内定が発表された熊倉選手。

関東大学サッカーの2部リーグから昇格後、絶好調の日大を支えている主力。そして彼もまた前橋育英。

そんでそんで、やはり3人は同級生なんですよね。


下級生にもいますよ。

徳永 涼(筑波大/MF)

大学王者・筑波のゴールデンエイジ。いわゆる内野世代の一人が徳永選手。
インターハイを制した代のキャプテンですね。

今現在2年生ですがコンスタントにベンチ入り。間違いなくリーグを代表する選手になるでしょう。

彼もまた、前橋育英。



★山田 耕助(前橋育英)

最後に、
この道40年以上。「恐るべし前橋育英」の生みの親であり育ての親。山田監督について。


大ベテランにして高校サッカー界の重鎮。今なお多くの中学生が憧れており全国から精鋭たちが集まります。

ですが不思議なことに、何というか名監督特有の圧が無いんですよね。温厚な方なのかもしれません。

どんな哲学をお持ちなのかと色々と調べたところ「前育主義」なるものが。

やはり大切にされているのは「人間的成長」。
大学を経由したり、プロになってからも下部リーグからスタートしている選手が多いんですけど、多くの選手が個人昇格していますね。

やはりこの辺りは前育ブランドの特徴と言えそうです。



改めて、
Jリーグを見ていて気になる選手がいればそれは高確率で前橋育英という名前に辿りつきます。

出身高校(あるいはユースチーム)を軸にサッカーを見ればJリーグがもっと楽しくなる!
今現在のおすすめは前橋育英。

ぜひ注目してみてください!!!!





本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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