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【ビジネス考察】 ”できる”男の習性をひとつ紹介する

世の中には脇の甘い奴というのが多い。かくいう私もだ。

皆さんの職場にもたくさんいると思う。もっともなことは言うのだが、どうも信用ならない。

だけど許してほしい。悪気がないのだ。

この場合、悪気がない。という方がタチが悪いのだが・・・。


こんな、タチの悪い脇の甘さを何とかする習性を見つけたので紹介しようと思う。


脇が甘いとは

そもそも何を示しているのかというと、ミッションをやりきれていない状態。を指す。

「了解しました。確認しておきます。」

よく聞く言葉だが、よーーく思い出してほしい。こう言われて、ことが大きく前進したり、劇的に終結することはなかったではないか。


「あとで一緒にやろう」

これもだ。あとで一緒にやったためしがない。100歩譲ってやったかもしれないが、やはり何かが解決したのだろうか。


仕事をしていると、何かのおまじないのように飛び交っている言葉だが、言っている本人はもう染みついちゃって、確信犯的な悪気がないもんだから、タチが悪い。


特徴

こういったタイプにみられる大きな特徴として、「体言止め」がある。どういうことかというと、例えば課題やタスクを管理するメモに

「〇〇を確認」とか、

「〇〇の調整」とか、

つまり、単語で終わる。

これは単なる書き方の癖の場合もあるが、多くの場合は、自分の中でどうやって落とし前をつけようか定まっていない場合が多い。(私調べ)だ。


できる男は違う。

「〇〇を確認し、調整が必要であればA常務に相談の上、今週中に再度会議の場を設定する」とか、

「〇〇を調整し、概算レベルの金額を木曜までに見積もり、顧客との打ち合わせを来週前半に設定する」とか、

ここまで書く。

管理職の場合は、この書きっぷりで部下の理解度を測るといい。つまり体言止めが目立つ記述は、要注意だし、詳しく行動を求める必要がある。


”できる”男

できるやつの習性として、やるべきこと一つ一つに対して体言止めしないで表現できている、という特徴がある。

つまりより具体的に先が見えていて、より具体的に自分がすべき行動が定められている。

できる男になりたければ、今すぐ自分の発言、タスクの記述から、体言止めを一掃することだ。その習性だけで、できる男に進化する。

実はあまりできていない私もこの機会に誓おう。


明日からやること:

体言止めしていないかの確認。


以上だ。

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