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【日記】文学フリマの余韻、推し活加速、次の入稿迫る、の一週間。

11月13日。月曜日。

今まで人生生きてきて一番じゃないかというくらいの喉の痛みとともに目覚める。唾を飲みこむたびに喉を引き裂かれるような痛み。昨日あたりから喉と鼻の調子がいまいちな気がして元々耳鼻科に行こうと思っていたけれど、ますます行かない選択肢はなく、朝イチでネットで予約をとる。

朝、寝起きの部屋が寒すぎて、今年の冬初めてリビングの床暖房を入れた。いつも通り子どもたちを学校へ送り出し、洗濯掃除を済ませ、まだ耳鼻科の予約まで時間があったので、パソコンを開き先週末の文学フリマ当日の日記を書く。それまでの日記も下書きに書き溜めているのでいずれ更新したいのだけど、文学フリマの体験がなかなか濃厚だったので、先に忘れないうちに記録を残しておこうと書き進める。耳鼻科の時間が近づいてきたところで身支度をして出発。

自転車で10分ほどの距離の耳鼻科へ。今年に入ってから馴染みの耳鼻科なのだけど、今回は右の鼻が短期間で頻繁に蓄膿症を繰り返しているから、もしまた近々同じ症状が出たら一度検査をしましょうと言われる。え、そんな深刻な感じ?蓄膿症的な症状とはもう随分と若い頃(中学生くらいだろうか)から付き合ってきて、その都度なんとか薬で治してこれていたから、今さら検査とかそこに注目して大事にするのはちょっと面倒くさいなと思う。とはいえ、もうこの体も40年近くお世話になっているわけだし、そろそろ一度チェックしてみるのもいいのかもしれない。とりあえず今日はいつも通り薬を処方してもらい、薬局でそれを受け取り帰宅した。途中コンビニに寄り、何となくトマトクリームスープのパスタをお昼に買って帰った。

帰宅してパスタを食べ(とても美味しかった)、文学フリマの日記の続きを書き、夕方にnoteで日記を更新。文学フリマで販売した本へのお問い合わせを一件いただいたことをきっかけに、早急にオンラインショップの再開を整えようと、急いでセッティングしてショップオープンの告知までする。オープンするやいなや早速夜ご注文をいただき、とっても嬉しい。

文学フリマと本と言えば、Xのほうでいろんな人が「文学フリマで買った本」というハッシュタグとともに購入品の写真を載せていたりしているのだけど、その中にときどき自分の本が入っていたりして、本当に驚きと喜びでドキドキする。なんか、本当に、すごい。自分の本が、人の手元に届いて、それがその人の本棚の中に入るなんて。なんてありがたいことだろう。


11月14日。火曜日。

朝から鼻が詰まっていて、顔が重くてしんどい。どうやら喉から鼻へと症状が移行してきたようだ。いつものパターンだ。体は元気なのだけど、顔だけ苦しい。

子どもたちを学校へ送り出したあと、自分の朝食をどうしようかと考えて、久々にフレンチトーストが食べたくなったけれど家で卵を切らしていて、わざわざコンビニに買いに行く。一度食べたいと思ったものは、食べないと気が済まない性分。コンビニの卵が意外と高くて少し躊躇しつつ、ここまで来たらと結局買って、無事家でフレンチトーストを作り終えて食べることができて満足。

家のことをやった後、noteにて本のオンラインショップ紹介の記事を書く。 先日の文学フリマが終わった直後のこのタイミングでnoteを開くと、文学フリマ当日のレポや日記がたくさんオススメに上がってきて、楽しくていろいろ読んでしまう。私と同じように出店をした人のレポもあれば、訪問して購入品の紹介をしている記事もある。みんなで本で盛り上がれるなんて、何だか楽しい。いろんなレポを読んでは「いいね」をした。

オンラインショップが整ったタイミングで、今年の春に初めて私が本を作って販売したときに購入してくださった方々に感謝を込めて新刊の発売とオンラインショップオープンのお知らせを直接連絡した。その後、インスタの読書アカウントに久々に読書記録をアップする。やっぱり読書記録を書くのも楽しくて好き。

夜中にまた一冊本の注文が来ていてとても嬉しい。


11月15日。水曜日。

今日も体調イマイチだから家にいる。しかし、そろそろ12月の日記祭に向けての新刊のスケジュールを確認しなければと、印刷所のホームページで確認。するとなんと、自宅への到着希望日から逆算すると、もう入稿締め切りまで一週間もなくて、本気でビビる…!慌てて日程確保のために印刷予約をしつつ、慌ててここまでできている原稿チェックをしてみる。これまで文学フリマの準備で頭がいっぱいで、こちらの原稿データを開くのは久しぶりだった。

次に制作する新刊は日記本で、過去のnoteの記事を元に制作するから、原稿の下地となる文章はもうすでにあるのだけど、これから細かい形式の修正や誤字脱字のチェックをしていかなければならない。結局、思い立って気が乗っているうちにと、朝から夜にかけて100ページ近い原稿の一回目の校正をしていった。文章の確認は頭を使うし、何よりパソコンに向き合いっぱなしで異様に目が疲れた。気分転換に本を読みたいところだけど、目が疲れすぎていて文字を追えず、休憩しながらほんの少しだけ読み進めてみる。

午前0時に11月17日発売の推しの新曲の2個目のティーザー(ネタバレ動画の様なもの)が公開された。断片を聴いた感じ、いい感じの歌なんじゃない?明後日のカムバ(※カムバックの略=新アルバム発売日)がますます楽しみになる。というか、ちょうどカムバの日程が文学フリマの出店を終えたあとだからゆっくり推しの活躍を楽しめる〜と思っていたら、もう次の新刊の締め切りが迫っていてそんな悠長なことは言っていられなそうだ。とにかく入稿締め切りまで一週間ないから、この数日間はガチで頑張ろう…!


11月16日。木曜日。

朝起きたら、やっぱりまだ体調が本調子ではなく、なんとなく頭がぼうっとしてしまう。掃除洗濯は済ませつつ、そのあと温かいミルクティを入れる。何となくパソコンに向かう気が起きずにスマホをいじったり、昨日結局読み始めた本の続きを読んだりした。町田そのこさんの「あなたがそこにいなくとも」、すごく好みな感じで、ついつい読み進めてしまう。読書の合間に、途中朝ご飯にトーストを焼いてジャムを塗って食べつつ、結局ぶっ通しで本を読み終えてしまった。久々にゆっくり本を読む時間がとれたのは嬉しかった。

本当は昨日の続きで新刊の原稿の校正作業をしなければいけないのだけど、どうしても気が乗らずにいると、ふと、そういえば新刊の本の表紙のデザインはどうしようかと頭を巡らせる。なんとなくのイメージはずっと前から頭の中にあって、文学フリマ以前になんとなくCanva上で構成も作っていたので、改めてそれをチェックしてみる。すると、これまで検討していたデザイン案でも悪くはないのだけど、ちょっと地味かもしれない、と思えてくる。

それこそ先日文学フリマを経て、いろんな人のいろんな本、タイトルデザインなどを目にして、どういうものが魅力的か、どういうものが目を引くかというようなところもいろいろと考えさせられたタイミングでもあった。今ある案も置いておいて、もう少し色々考えてみようと、そのあとしばらくCanva をいじってああでもないこうでもないと手を動かした。

午後に入って、先日からオンラインで注文をいただいた本の発送のために必要なクリックポストの封筒を近所の郵便局に買いにいく。そのついでにコンビニにも寄って、この日はデミグラスソースのオムライスを買った。今の気分に合っていて、美味しいものを食べて気分転換になった。

その後、本の発送の作業。それぞれの行き先に手書きでメッセージカードを書いて、名刺を添えて、どうやって梱包するかも色々気を遣って丁寧に。自分の本を求めてくれた方に向けて、心を込めて丁寧に梱包発送作業をする時間がとても好き。

夕方、今日読み終わった本の読書記録を早速インスタに投稿した。その後子どもたちが帰宅したあとも、ひたすらCanvaで表紙の案をああでもないこうでもないとデータをいじりながら考える。こうやって自分がやりたい作業があるのに、夜になれば夜ご飯の準備をしたりなんだかんだ家族のことをやらなければいけなくて作業が中断されるのがいつもしんどい。今日もがっつり夕飯を作るのに費やす時間も余裕もなくて、冷凍保存していた海鮮丼の素があったのを解凍して、ご飯に乗せて海鮮丼にした。簡単にお味噌汁も添える。

夜夫が帰宅して一緒に夕飯を終えたあと、梱包作業を終えた荷物を発送しに、ポストとコンビニへ。


11月17日。金曜日。

今日はいよいよ推しの約五ヶ月ぶりのカムバの日!新曲のMVは14時に公開開始。朝からなんとなく気持ちがソワソワしてしまいながら、いつも通り子どもたちの朝ご飯を用意して学校へと送り出す。朝起きたら雨が降っていて、家の中にいてもめちゃくちゃ寒くて、朝から床暖房を入れた。

午前中は掃除洗濯を済ませてから真面目にパソコンに向かって作業。前回の校正作業の続きで、今日は最後までの約80ページを加筆修正など。一方、推し活では、韓国にてアルバム発売に合わせて推しグループのミニファンミーティングが開催されていて、その写真や動画が出回ってくるのをXでチェックしまくる午前中。

お昼頃、珍しく一日在宅勤務の夫がランチに行こうと誘ってくれて、近所の焼肉屋のランチへ。外はなかなかの雨だし寒いし、いよいよユニクロのライトダウンジャケットを引っ張り出してくる。かなり冬仕様の服装になってしまったけど、いざ外に出てみたらそれでちょうどいいくらいだったから今日は本当に寒いのだろう。久々の焼肉ランチはとっても美味しかった。ずっとパソコンに向かう作業で目も頭も疲れていたのでいい休憩にもなり、普段家で子どもたちがいるとなかなか夫婦二人でゆっくり話せる機会も少ないので、夫とじっくり会話できたのもよかった。

午後に入って帰宅してからはもうMV公開の14時まではなんとなく何にも手がつかない。そしていよいよ14時!MVのYoutubeプレミアム公開待機。いざMVが始まり、お、新曲いい感じなんじゃない?えっ、私の推しメンバーがサビのセンター!?と心躍りながらスマホに見入っていたら、そんなタイミングに限ってさっきまでオンライン会議していたはずの夫が作業部屋から出てきて話しけてくる。おい、なぜ今このタイミングで話しかけてくる…!初見のMVを静かに満喫させてくれ!夫は何も悪くないのだけど若干イラっとする。オタクにとって推しのMVの初見というのは神聖な時間なのだ…!

その後、推しの新曲をSpotifyで聴きながら原稿の修正を続ける。夕方、インスタに読書記録の投稿。

17時頃、韓国にて推したちがカムバ後初の音楽番組出演。リアルタイムでスマホで見守る。音楽番組の出演が始まってくると、本当にカムバしたんだなと実感してくる。しかし、入稿を控えている私はそっちばかりに意識を向けているわけにはいかないところがしんどい。無事入稿を終えたら推し活も思いっきり楽しもう。

お昼の焼肉でそこまでお腹が空いていないという話をしたら、夕飯は夫がアラビアータのペンネを作ってくれた。なんだかお腹の具合にも気分にも合っていて、何より原稿(とカムバ)でバタバタしているときに人にご飯を作ってもらえるなんて、それだけでまず嬉しい。MV公開時にイラっとしてごめん、夫よ、ありがとう。


11月18日。土曜日。

今日は特に予定なし。子どもたち二人とも喉が痛いだの微妙に咳が出ているだので、家でゆっくりすることに。ちょうど原稿の締め切りが迫っているので、ゆっくり作業できる一日になりそうでホッとする。

夫が隣駅の図書館に用事があって出かけ、その帰りに近所の揚げ物屋さんでとんかつ、唐揚げを買ってきてくれる。それらをご飯に乗せて、お昼は唐揚げ&カツ丼。揚げ物大好きな子どもたちは大喜び。私もここの揚げ物は好きなので、美味しいものが食べれて原稿の合間にテンションが上がった。

午後も推しの新アルバムを聴きながらひたすら原稿を見直し修正。表紙のデザインは色々選択肢が増えすぎて逆に迷走し始める。どれもいいのだけど、結局は自分がどんなコンセプトでいきたいか。あとは今回は、これがイベントの出店先や店先に並んだ時のイメージも想像してみた。地味だとそもそも手に取ってもらえなかったりもするかもしれない。ではただ派手にすればいいのかというとそうではなく、自分がこの本をどんな本にしたいのかも大事だし…といろんな視点から悩ましい。

15時頃、推したちが昨日とは違う音楽番組出演。リアルタイムでは見れなかったので、夕方からYouTubeで公開された番組の動画を見る。夕方、夫が長男の美容院の予約に連れて行ってくれる。私はひたすら原稿直し。合間になんとか夕飯を作り、再び原稿。チラチラスマホを見ては、推しのTikTokが上がってきたり、23時には新しいダンス動画コンテンツが上がってきて、大いに気が逸れる。推し活供給過多の喜びと原稿締切近くて焦る気持ちが混在。

夜中に開催された韓国でのファンミーティングの動画をまたもやXで漁ってしまい、夜更かし後就寝。


11月19日。日曜。

朝起きたら昨夜のファンミーティングの動画を再び漁る。楽しそうなイベントなのにオンライン配信はなかったので、現地に行っていたファンの人たちが羨ましいと同時に、こうやってネットで動画をシェアしてくれる方々に感謝。

朝はみんなでゆっくり。私はひたすら原稿。

お昼は子どもたちはラーメンを希望したので作ってあげる。大人は、夫が大根の水無し鍋というのを急遽作ってくれることになり、いざ食べてみたらとっても美味しかったし、この原稿に追われているタイミングでご飯を作ってくれたことに大感謝。

午後、夫が子どもたちを散歩がてら買い物に連れ出してくれる。束の間の静寂の中でゆっくり原稿に向き合えてできてありがたい。おやつの時間に合わせてシュークリームのお土産を買ってきてくれて、ありがたくいただく。シュークリームの糖分が疲れた頭に沁みる。

20時にオンライン上で推したちと一緒に新アルバムを聴こうというイベントがあり、アプリにログインして視聴。アルバムの曲を流しながら、メンバーたちがリアルタイムで曲の解説をしてくれたりミニトークをしてくれる。とても楽しかった。

子どもたちを寝かせたあとも、まだまだ原稿の手直しは続く。たまに休憩しては推しのMVや新しく出てきたコンテンツを見て気分転換。MVのリアクション動画を見るのも好きで、海外の人が早速出しているリアクション動画を見て回る。こういうときに英語のコンテンツも字幕なしで理解できるから、英語勉強してきてよかったなと思う(まさかこんなところで役に立つとは)。

夜中まで粘って原稿と本の表紙のデータに手を入れたり修正。本の表紙はようやくこれ!というところに持ってきた。
いよいよ明日が入稿締め切り!やるしかない!ファイト!


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