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『ギリギリ推し活日記』を製作したワケ〜きっかけは文学フリマ〜

先日、
『アラフォー主婦のギリギリ推し活日記』
という日記本を新たに製作しました!

本の詳細はこちらから ↓↓↓

ちなみに現在は入稿済みで、来週印刷所から最終的に出来上がった本が到着予定です(ワクワクドキドキ…!)

こちらの本の初売りは、
11月11日(土)東京流通センターで開催の
「文学フリマ東京37」というイベントにて!

文学フリマは、私のような個人出店のブースもあれば出版社さんが出店するブースもあったり、個人製作のリトルプレスから商業出版されている本まで、とにかく様々な形態の文学作品が集まって販売されるイベント。私は今年の五月に初めて客として訪れたのですが、本好きにはたまらない空間でした!今回までは入場無料なのですが、次回からは入場が有料になるそうなので、気になった方はぜひこのお得な機会に遊びにいってみてはいかがでしょうか!


…と、少し宣伝を挟みましたが、今回は、私がそもそもなぜこの『ギリギリ推し活日記』という本を製作するに至ったか、という話をつらつら書いていこうと思います。


『ギリギリ推し活日記』の簡単な紹介


先に少しだけ『アラフォー主婦のギリギリ推し活日記』の中身をご紹介すると、この日記本は、私が日頃推しているあるK-POPアーティスト(ボーイズグループ)が9月に来日し、ライブ参戦やCD発売記念イベント参加など様々な推し活関連のイベントが集中的に盛りだくさんだった時期に、私が推し活に翻弄された日々の日記をまとめたものです。

本の詳細はこちらの記事で詳しくご紹介しています。


ではなぜそもそも、私がこの推し活の日々の日記を書こうと思ったか、それを本にしようと思ったか、というところなのですが…


日頃から日記を書いてはいたけれど…


私はもともと、普段から日々の日記をnoteに書いて更新していて(更新自体は不定期だったりもしますが記録はほぼ毎日)、日記を書くこと自体は特別なことではなく自分の日常の一部でした。なので、最初は推し活が活発になった9月も今までと変わらずこれまでの延長線上でnoteの日記に綴っていこうと思っていました。

では、なぜ結果的に推し活に関してはそれまでのようにnoteで日記を更新しなかったのかという…

9月の推し活で体験したことを書こうとしたら、熱がこもりすぎて、文体が異様にアツくなったうえ、ものすごく長くなってしまったから!笑

私の普段の日記は、文体としては結構淡々としているというか、本当に起きたことをただただ観察して記録しているような感覚です。もちろんときには、話題によってアツく語ったり、自分の考えや意見を長々と書くこともありますが、基本的には本当に日々起きたことの観察記録みたいな感じになっているのではないかと自分では思っています。それが自分の心地よいカタチなので、そうやって日々書くことを楽しんで記録しています。

そして、これまで私のnoteの日記をご覧になったことがある方はわかると思うのですが、その日常の日記の中でも、生活の端々にチラッと推し活の話題が出てくることは今までもありました。ときにはちょっと長めに語ったりするときも。

そんなわけで、実は、9月に入って推し活イベントが盛んになってきてからも、最初の何日かは今までの日常の日記と同じようにnote に書いて更新していっていたんです。

でも途中から、9月に体験した推し活に関しては、ただ起きたことの記録だけではなく、ある事柄についてものすごくアツく語りたくなったり、一つの出来事に対してものすごく詳細まで書きたくなったりして、文体も文章の長さも日常の日記との差がすごくて!

まあ文体に関しては、別に日常と多少違っていようが、アツくなっている自分をそのまま書いても特に問題はないのですが、長さに関しては、もうnoteの一記事にするにはちょっと長すぎるなというレベルになってしまって、これをこのまま更新するのはどうなんだろう、と自分の中で違和感が出てきて…


特別な体験をしっかり記録したい思いが出てきた…!


さらには、今回の推し活の内容が、ここ最近の生活の中でも、かなりイレギュラーで貴重な体験や変わった体験が多くて…!初めて体験すること盛りだくさんで、喜びと驚きとソワソワと他にもなんとも言葉にしにくい感情になったりして…とにかくいろんな種類の濃厚な体験が重なって、「これは一人の人間の体験として、ただサラッと今までの日常の日記と同じカタチで書くだけではもったいないような…」と思いはじめ、これまで続けてきた日常の日記とは違うカタチでこの体験をしっかり記録に残したい!と思うようになりました。

では、どんなカタチがいいだろう…
例えば、日常の日記とは違う記事で、9月の推し活に特化した記事をいくつか書くか、など、いろいろ考えていたとき…

実はちょうどこのとき、先ほど冒頭で触れた『文学フリマ』というイベントへの出店が決まり、実際に何を販売するかということを考えているタイミングだったんです。


実は「文学フリマ」が大きなきっかけ…!


『文学フリマ』への出店は、8月30日に出店権利当選の連絡があり、そこから真面目に販売するアイテムについて考えていきました。出店申し込みをしてみた当初のなんとなくのイメージでは、既に製作済みだったエッセイ本『フレンチトーストに包まれながら』の販売と、せっかくのイベント出店だからそれに合わせてもう一冊新たな新作を製作して販売できたらいいな、くらいにしかまだ考えていなくて。新作については、具体的な中身は自分の中で決定していませんでした。

強いて言うなら、なんとなくずっと前から構想のあった新しいエッセイ本か、まさにこれまでnoteで公開してきた日記の一部を本にまとめて、日常がテーマの日記本を作ろうかなと、ぼんやり考えていたくらい。

でも、出店が無事決まり、ちょうど9月に突入して、推し活において次々に濃厚で貴重な体験をしていくうちに、先ほどの「この貴重な体験、しっかり記録に残したいし、何かいい方法ないだろうか」と思いはじめた頃、ふと文学フリマのことが思い浮かび、

「この推し活の体験を本にして、文学フリマで販売する新刊にしたらどうだろう」

と思いついたのでした。

9月に体験した推し活のエピソードに関しては、もちろん一番には私が記念としてしっかり書き残したいという気持ちも大きかったけれど、なかなかのハプニングやら貴重な体験が盛り沢山で、本の原稿のネタとしても結構いい素材なのではないか、と思えたことも大きかったです。

そう、面白いネタが結構あった!だから、イベント出店で初売りする本としても、私がドタバタ「推し活」する様子の日記というのは、テーマとして面白いのではないかなと思ったのでした。私自身がそのとき何よりも書きたかったことだから、原稿も楽しく書けそう!という感覚があったのも最終的な決め手でした。

私にとっては貴重で特別な推し活体験を一冊の本として残すことができるし、文学フリマで出す新刊としても成り立つから、一石二鳥!という感じで、一度そのアイデアを思いついたら、自分の中ではあっという間に決定事項となりました。


…………………


そんなわけで、今回の『ギリギリ推し活日記』は、偶然の積み重ねの末に出来上がったのでした!

推したちの来日とイベント盛りだくさんの期間が9月だったこと、それがちょうど文学フリマの出店が決まり新刊製作を検討している時期と重なっていたことが大きなきっかけ。

もし推し活での体験がそこまで盛り沢山だったりハプニングがなければ、そもそも淡々とnoteにちょっと長めの文章を書いて終わりだったかもしれない。もし文学フリマでの出店を控えていなかったら、「推し活日記」として一冊の本にすることまでは考えなかったかもしれない。そして、例えば推し活期間が9月よりも遅かったら、多分文学フリマへの準備には間に合わないから、そこで推し活に関する本を作ろうとはならなかったのではないかと思います。


今出来上がった原稿、本(お試しで一冊作ったものが手元にあります)を改めて見てみても、まず私自身にとって、貴重な思い出が詰まった面白い一冊を製作することができて、本当によかったと思っています。

そこに関しては私個人の自己満足になりますが、では、わたし以外の第三者、この本を読んでくださる読者の方にはこの本はどう楽しんでもらえるか、私の思うところをこちらの記事でいろいろ書いているので、よかったらご覧になってみてください!

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というわけで、簡単ですが、『ギリギリ推し活日記』を作ろうと思ったきっかけでした!

ついに文学フリマ当日まではあと7日!

ここからの一週間は、引き続き出店に関してや、販売する本について、いろいろ裏話など語っていきたいと思います。(例えばタイトルや表紙を決めるまでの葛藤などの製作秘話も書きたい!)

近々、本の中身も一部公開してご紹介しようと思います。

それでは、またお付き合いいただけたら嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。


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