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4月6日の日記



金曜日の話ですが、
郡山と仙台に旅行に行った時のnoteの記事が
noteの公式マガジンというものに選ばれたようで、
国内旅行という記事のまとめに載せていただいている。

noteを書き始めて10日目、
人目に触れぬようコソコソと日記を書いていた私は
公式に記事をチェックされているという
予想外の出来事に少し狼狽える。笑

でも、自己満日記だったとしても
やはり嬉しいものですね。

これがどれだけよくあることなのか
よく分からないけれど、私の日記を読んで
いいなと思ってくれる人がいるなら
すごく嬉しいことだなあ。


最近は、
noteで自分のために日記を書くということが
楽しくて仕方がない。
今までどうしてやってこなかったんだろう。

誰かのために書いているわけではないので
こういうふうに何かに選ばれたときに
全然大したこと書いてなくてすみません、
という気持ちも出てきたりもするんだけれど、
それでも自分のために楽しんで書いている記事を
公式の方が良いと認めてくださるのなら、
noteの在り方ってすごく素敵だなあと思う。

それにしても、
編集部の方々の労力ってすごすぎない?

だって、毎日一体どれだけの数のnoteが
新たに投稿されているのだろう。
そこから記事を選んでまとめているなんて、
私なら考えるだけで気が遠くなる。


ありがとうございます❣️



そんな話はさておき、
この日は土曜日なのでお休みでした。

昼過ぎに友人と会う予定があったので、
11時に起床。(普段通り)

10時すぎになると、ひと足先に起きている犬が
寝室の扉をカリカリして起こしてくれる。

ありがたい。

そして、私が起きると飛び跳ねて喜んでくれる。
本当に、あんたはなんでそんなに可愛いんだ。

歯を磨いて軽く化粧をして、
起きて10分で犬の散歩に出かける。

今日は晴れていて適度に暖かく、
歩くのにはちょうどいい気温だった。

入念な匂いチェック
チューリップって入学式の匂いがする


お散歩後に急いで犬の足を洗って、
一人でランチをしに車を走らせる。

(お散歩から帰ってきたとき、
まだ足が汚いからと本人なりに考えているのか、
私に抱っこされるまでは勝手に上に上がらず、
きちんと玄関で待っている犬が最高に愛おしい)

今日は、
前にGoogleマップを拡大しまくって見つけた
「お一人様専用カフェ」なるものに行くと決めていた。

今住んでいるところからも割と近いし、
お一人様専用ってめちゃくちゃありがたいので、
すごく楽しみにしていたところ。

駐車場から歩いていくと、
カフェだと知らなければ絶対に通り過ぎるだろうな
という感じの隠れ家的な外観のお店を発見。

この時点で、おお〜!と心の中で歓声を上げる。

入ってみるとお店の中はすごくおしゃれで、
雰囲気があり、ムーディーな感じ。

お一人様のお客さんたちが
本を読んだり、お茶やお酒を嗜んでいたり、
それぞれに思い思いの過ごし方をしている。

こんな天国みたいなところが
私の地元にあっていいのだろうか?笑

お店の名前が「人生を楽しもう!」という意味なの、
最高に良すぎる


この日は午後に
よもぎ蒸しができるデトックスサロンに行く予定で
がっつりとしたご飯が食べたかったので、
本日の日替わり定食を注文。

これが本当に美味しいし、器もかわいいし、
本当に全てが好み。ドンピシャ。

ワインもおいてある。
けれど、今日は車なのでノンアルのビールを。

いつかここで一人ワインを飲みながら
ゆっくりと本を読みたい。
それってなんという贅沢なんだろうか。

有料会員になると
2階にあるライブラリーサロンも使えるそうで、
このあたりに住んでいる間だけでも
有料会員になろうかな、と思ったり。

昼ビ(ノンアル)
本日の日替わり定食
普段あまり揚げ物は好んで食べないけれど、
ここのはさみ揚げは信じられないほど美味しかった


お店のインテリアとなっている
古いお皿などもほとんど全てが売り物のようで、
なんでこのお店はこんなに私の感性のツボを
的確に突いてくるんだろう?
と不思議に思うほど好みだった。

しかも、こんな隠れ家みたいな店内で
誰とも話さずに一人を満喫できるなんて。

一人で過ごすということが必要不可欠な私にとって、
天国のようなお店だった。

コンセプトもすごく素敵で、
運営されている方々の考え方にも
本当に共感できることばかり。
(編集のお仕事をされている方々のようで、
文章が素敵なのも推せるポイント)

以下は、お店のサイトからの引用。

人間、結婚してもいいし、しなくてもいい。
子どもがいてもいなくてもいい。
でも、みんな確実に年を取っていく。それは誰もが同じで、いつかひとりになるのは変わらない。
そこを愉しく生き抜く文化が日本にないなら、作ればいいんじゃないか?と。


…この天才的なコンセプト、
まさに今の私のためにあるような言葉たち。
愛さざるを得ないだろう。

夜も遅くまで開けているようなので、
平日も仕事終わりに寄ってから帰ろう、
と心に決める。

ある種の感動を覚えながら
ほくほくと夢見心地でお店を後にしたのち、
車を走らせて友人を迎えに行く。

この日はこの後、
よもぎ蒸しができるサロンを予約してあった。

マンションから出てきた華やかな装いの友人を見て
ああ春が来たんだなあ、と感じる。

私はコートなんか着てきてしまった。
この気温だともうコートはいらないのか、と
少し恥ずかしくなる。

会うのは二週間ぶりくらいだろうか。

でも、毎日のように文面でやりとりしているので
お互いの近況などはある程度把握済み。
それでも、サロンにつくまでの道中は
おしゃべりが止まらない。

くっちゃべっているうちに
当のよもぎ蒸しのサロンに到着。
その友人の通っているネイルサロンの
ネイリストさんが新しく事業展開したお店だそうだ。

おしゃれにも程がある
写真撮影大会(インスタグラマー)


お店は新しいだけあってものすごく綺麗だし、
そもそもの造りがおしゃれすぎて驚愕した。

とても地元にいるとは思えない空間。笑

友人が、ここのネイリストの〇〇さんは
本当にセンスがいいからマジで安心しな、(?)
と言っていたが、どうやら本当にその通りのようだ。

センスというのは私にとって、
相手を信用できるかできないか、
自分と合うか合わないか、を判断する一つの基準。

自分がセンスがいいとは中々思えないからこそ、
センスのいい人のことはすぐに信用してしまう。

事に、こういう美容系の事柄においては
この人の言うことなら間違いないと
直感で思える人にお任せしたい、と強く思う。

そんな私の深層心理を知ってか知らずか、
友人はとにかくそのネイリストさんの
センスの良さ、いかに信用に値するかについて
とにかく熱弁していた。笑

実際にお会いしてみると、
見るからにお洒落でハイセンスな方。
これは本物だ、と私もすぐに察する。笑

そして、大して年も変わらなそうなこの人が
この空間を作りあげたのかと思うと、
そのあまりのセンスの良さに
なぜか笑いが込み上げてきそうになる。

絶対に敵わない者の前で人は、
笑いが出てくるものなのである。
(というかそもそも戦っている訳ではないんだけど)


さあ気を取り直して、(?)
よもぎ蒸しについての説明を受ける。

日頃どういうことで困っているかなどを
白湯を飲みながら問診票に記載していく。
(冷えとか、生理痛とか、慢性疲労とか。
よもぎ蒸しってこういうのに全部効くの?と、
この問診の時点で感動する私)

問診票を書き終わると
あれよあれよとよもぎ蒸し会場に連れて行かれ、
服を全て脱いで全裸の状態になるよう指示される。

よもぎ蒸しは、よもぎを煎じた蒸気を
下半身を中心に体全体に浴び吸収させる療法だ。

ここのサロンでは、よもぎの他にも
体に良いとされる漢方も液体に混ぜ込んでいるそう。

このいかにも体に良さそうな液体を煎じ、
その上に全裸で座る事によって、
粘膜からその蒸気を直接吸収させるのだ。

最初の5分間は、
よもぎを煎じているの蒸気の中に顔を突っ込んで、
マントをかぶって蒸気を逃さないようにしながら
顔を蒸していく。

よもぎと漢方の匂いが混じった独特の良い香りで、
熱気で少し苦しかったけれど
すごくリラックスできた。

その後30分は体全体を蒸す。

蒸している液体の上に
ちょうど便座のような座器があり、
そこに体育座りで座ることで
デリケートゾーンの粘膜に直接蒸気を当てる。

蒸気が逃げないよう頭までマントをかぶるので、
側から見たらシュールだろうな、と思って
苦笑する。

壁を挟んだ向こう側で友人も同じことをしているので、
友人のことが見えなくて本当に良かったと思った。
(絶対に笑ってしまうので)

壁はあるものの、上の方が繋がっているので
友人と話をしながら蒸気を浴び続ける。

これが本当に暑い。
普段ほとんど汗をかかない私が、
ものの数分で汗だくになってしまった。

自分から出た汗が、よもぎを蒸している液体に
ポタポタと落ちる音が聞こえる。
こんなに汗をかいたのはいつぶりだろう。

この音でデトックスできているんだと
感じることができて、なんだか安心する。

友人は、だいぶ早い段階で
この暑さに耐えられなくなったらしく、
30分間頭までマントを被って蒸されてくださいね、
とお姉さんに言われていたのに
早々に頭と片腕まで出していたらしい。

壁の向こう側でその姿をしている友人を想像して
爆笑してしまった。
テルマエロマエかあんたは。


というわけで、かなり長く感じたが
ようやくよもぎ蒸しが全行程終了。


終わった後、
自分の下にあった壺の中の液体が
どんな状態になっているかを
ハイセンスお姉さんとともに確認する。

なんという羞恥プレイなんだろう。笑

私は、液体の中に白っぽい泡が浮いていて、
うわあ汚いーーー!最悪ーーー!と
一人で騒いでいた。

これをお姉さんに見られて解説されるなんて。笑

でもお姉さんに言わせると、
よもぎの液体の減る量もベストだし、
しかも泡が浮いていたので、
うまくデトックスできていますね、
あなたはかなり代謝が良いですと褒められた。(?)

初回でここまで老廃物を出せるのは
なかなか珍しいらしく、自分の体にこんなに
老廃物が溜まっていたのかというおぞましさと
それをしっかりデトックスできたことの喜びが
ちょうど半々くらいの、複雑な気持ちになった。笑

友人はお姉さんに、
液体の状態からして冷えがありますね、とか
体浮腫みやすいでしょ?などと
見事に言い当てられていて、
よもぎ蒸しとお姉さん、恐るべし、と思った。


帰り際にお姉さんに
お名前、かなり珍しくないですか?と言われる。

たしかに、
私の苗字はわりとよくある苗字ではあるけど
漢字が珍しいし、名前に関しても
同じ名前の人に会ったことはあまりない。

お姉さんは苗字のことも名前のことも、
漢字を含めてすごく素敵だと思ってくれたようで、
こんなにセンスの良い人にそこを褒められるとは、
とびっくりすると同時に、少し照れ臭く思った。

私も自分の名前をすごく気に入っているので、
そこを褒めてくれる人のことは
すぐに好きになってしまう。(ちょろい)

そんな優しいお姉さんとさよならし、
幸せな気持ちでサロンを後にする。


よもぎ蒸しは40分間で、
ランニング2時間半分の労力を使うらしい。

しっかりと蒸された我々は
かなり疲れているかと思いきや、体が暑すぎて
そもそも疲れを感じているどころではなかった。

あまりに暑くてたまらないので、
もう一生体が暑いままなのではないか?
という絶対に必要のない心配をしてみたり。

それでもやっぱり労力は使っていたようで、
さっき食べたばかりのはさみ揚げ定食は
もうすっかりお腹にいないようだった。

恐るべしよもぎ蒸し。

そしてそれは友人も同じだったらしく、
お腹空いたーーーと二人で叫びながら
車を走らせ、一旦友人のマンションへ。

化粧が崩れていたので一旦化粧を直し、
ここから夜の街に繰り出すのだ。

友人のマンションはかなり高い階にあるので
眺めが良くて行くたびに最高な気分になる。

ここを買う決断をしたあんたは天才だよ、と言うと、
そうでしょう?私は天才なんだよ、と返ってきて
ひとしきり笑う。

この、自己肯定感が無駄に高いことって
ものすごくいいことだなと思う。

ここでもし謙遜するような子だったら
私はきっとここまで仲良くなっていない。

最近仲良くしている友人たちはみんな
自分の選択を常に正しいと信じていて、
それを謙遜するでもなく当たり前のように
そうだよね、私ってすごいよね、と
認められるような子たちばかりで、
そういう友人たちをすごく好きだなあと思う。

自分の選択を正しいと信じているというか、
自分の選択を自分の力で正解にしていく強さがある、
という感じかな。どちらかといえば。

そして類は友を呼ぶとはよく言ったもの。

似たもの同士が吸い寄せられるように集まって、
とにかくただただ自分たち大好き集団が
私のまわりで爆誕している。

まあなんにせよ私はこれからもずっと、
こういう友人たちの存在を
大事にしていきたいと思う。

さて、
化粧を直し終わって意気揚々と駅前へ繰り出す。

今日はいつもの飲屋街ではなく、
あまり開拓していない駅前の店を開拓するという
大義名分があった。

よもぎ蒸しでせっかくデトックスしたのに、
その後に健康から一番程遠い酒を
体に入れることの背徳感といったら。

その背徳感がある分、一杯目のビールが
いつにも増して美味しく感じられる。

これぞ最高の幸せである。

ネギたっぷりおつまみ雲呑と一杯目のビール。
この後めっちゃ疲れますと言われたのに、
酒を飲んで元気を取り戻す我々


結局、全部で4.5軒はハシゴしただろうか。

日本酒も飲みに行ったし、
間でダーツもしたし、カラオケも行った。

酒を飲むペースも飲む量も同じくらいで、
さらに夜遅くまで息が続くような友人が
近くにたくさんいることの奇跡を、
私は最近、心から噛み締めている。笑

サービスで出してもらった!
美味すぎて涙出た
神曲(酔ってると尚更)
カルダモンサワーがあったら
問答無用でオーダーしてしまう病気
この夜二度目の炭水化物
(デトックスした意味よ)

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