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半人前としての仕事の心得


#仕事の心がけ

「未経験ですがわからないこともこれから勉強してついていけるように頑張ります」

新卒採用面接で元気よく面接官に宣言して採用してもらった。
大学で専門外の分野から基礎知識や技術を持たないまま入社するときはある程度の覚悟を見せる必要になる。
マイナスのスタートを取り戻すために自分をハイスピードで成長させなければ、新人キャンペーンが外れた頃にはただの無能だと思う。
ただ、その覚悟を向ける先は間違ってはいけないとも考える

新人だろうが玄人だろうが、一番大事なの
「目の前の仕事を終わらせること」
しかない。
目的をここから外してはいけない。

新人駆け出し時代は、何かわからないことに直面した場合
「自分が未熟だからわからない」
と思い何でもかんでも自分で調べて半分くらい間違った答えを出していた。
調べるのにも時間を使い、期限ギリギリで指摘され修正にまた時間を使う、
このくりかえしで、新人という枠でも生産性はかなり低かったと思う。

自分は何を勘違いしていたのか。
「自分のための勉強」と「誰かのための仕事」
の線引きができていなかったのだと考えている。
つまり学生気分が抜けていなかった。

確かに成長させるために自分で調べてみることも必要だが、
相手に求められた質と量を時間内に打ち返すことでお金をもらっている。
それを忘れるべきではなかった。

一番大切なことは
「仕事を終わらせること」
それを邪魔しない範囲で
「自分を成長させること」
を心の中にとどめている。

仕事を終わらせるためには
・答えを知っている人に聞く
・恥を捨ててでも無能と思われてでも聞く
・仲間に迷惑をかけてでも終わらせる
・なりふり構わず行動する

「未経験だけど頑張ります」はまずこの部分で頑張るべき。

だけど、今後できる仕事を終わらせるためには
自分を成長させる軸も持つべきだと思う。

自分を成長させるためには
・人に聞いたことを自分のものにするために復習する
・タイムリミットを決めて調べてみる
・自分で考えて作ってみたものは誰かに絶対答え合わせをしてもらう

この部分はマイナスを埋めるためにプラスαで取り組むべき。

仕事は誰かに自分自身を評価してもらうためのパフォーマンスではない。
もしかしたらその側面もあるが、半人前の自分にはそれが目的ではない。
完了するまでの過程は周りにとってはどうでも良い。

「期限までに相手の求める仕事を終わらせるためになりふり構わない」
「仕事に差し支えない範囲で自分を成長させる」

これが私の仕事の心がけだ。



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