数学はそんなに難しいの?
数学はそんなに難しいの?
小学校から中学校へ上がる時に、教科の名前が変わるものがあります。何かわかりますか?数学です。どうして名前が変わると思いますか?
明治 5年学制、明治政府は西洋の学問を取り入れたかった。しかし日本の和算は捨てるに忍びないほど発達していました。そこで小学校で算数、中学校以上で数学と決めました。
算数と数学は別ものです。簡単にいうと、算数は考えて答えるもので、数学はなるべく考えないで答えを出すものです。算数と数学の違いにつては“数学は単なる技術”に詳しく書いています。興味のある方は読んでみて下さい。
算数と数学は別ものですから教科の名前が変わるのではないかと私は考えています。方法においても異なるし、算数は日本独自で発達した「和算」⇒「算術」という由来から来ていますし、数学は西洋の学問から来ています。そういう由来の違いもあります。
大切なことは、大学入試で課されるのは数学です。算数ではありません。大学入試で課されるのは数学であることは幸せなことだと思います。もし大学入試で課されるのが算数ならば、才能や素質でほとんど決まってしまいます。ですが数学ならば、本人の努力次第でどうにかなります。なぜならば、数学は単なる技術だからです。
その技術がどのようなものであるかは別の記事で書くつもりですが、ともかくその技術を身につければいい訳です。そしてその技術は、ほとんどの人がその気になれば身につけられます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?