メンズストリッパーの活動期限は?引退ってあるの?
あろはろは!
メンズストリップダンサーの朱雀ガラティアです☆
自分の年齢が上がっていくにつれ、周りの友人たちがどんどん30代になっていく今日この頃。
自分も、来たるべき30という壁を目前にして、どう人生と向き合っていくべきか考え始めています(深刻)。
だって、自分が30代になるなんてこと全く想像もつかない話だったんだもの。
根拠なんてないけど30代になるまでに死ぬと思ってましたからね。
マーク・ボランも、「俺は30まで生きられない」なんて予言めいたことを漏らしつつ、本当に29歳11ヶ月で他界したし。
なのにどうして、後数年経てば大台に突入してしまうこの期に及んで、未だ死の気配が近づいてこないところを見ると、どんな30代になるべきかのしあわせ大人計画を否が応でも構築せざるを得ない局面に立たされていることは明らかです。
ああ、メンドクサイ…←
みんな言うことだけれど、子供の頃、30代って、いや、20代も後半に差し掛かった時点で立派な大人になっているもんだと思ってました。
精神的にも。
ところがどすこい、周りの30代の友人も、かく言う自分自身も、全く成長している気配がなく、中身が子どものまんまだということに気付かされます。
年上の知り合いたちがバカやってるうちは、自分も大丈夫だろうなんてタカをくくっていたものの、このままいくと終生バカなまんまで終わってしまう!!
時折チラつく目下の悩みです。(-_-;)
結局、子供から見た「大人」の概念なんて幻想にすぎないってことなんでしょうね。
「若さ」は相対的なもの。
対して、「大人」という幻想もこれまた本人の年齢に左右される記号でしかないのです。
10代前半の頃、18歳以上は立派なお兄さんだと思っていました。
10代後半、20代以上はおっさんだと思っていました。
20代前半、30代以上は男として終わりだと思っていました。
そんな「終わった」人間に、まさに自分がなろうとしている!!(笑)
でもまだまだ安心です。40代越えてからが自分にとっての「おじさん」だから。(笑)
こうしてどんどんハードルが先延ばしになっていくのだ。
恋愛対象の年齢も、年を重ねるにつれ上がってきましたね。
昔は20代以上は興味なかったの。
でも今は、30代後半とかでも見た目若々しければときめいちゃいます。
そうやって不確かな記号に翻弄されながら人って愚かに生きていくんだなぁとある種俯瞰的な目で世の中を分析している朱雀ですが、メンズストリッパーという仕事はいくつまで続けられるのか?
今日はこのことをテーマに語ってみようと思います(前説なっっっっっっが!!!!!!)
メンズストリップの業界は、広く言えばエンタメ、ショービズといった芸能の世界。
つまり、「若さ」や「見た目」が商品になっている世界です。
もちろん、それが全てではありませんが。
人前に出てパフォーマンスを披露する。
そこにはやはり、演者の顔や身体の良し悪しが左右している要素も少なからずあります。
当然、若くて顔がいいデビューしたてのキャストはたくさんチップを稼ぎます。
それでは古参のキャストは何を売りにするかと言えば、もう技術とか貫禄とかいう話になってくるんでしょうね。
じゃあ、若くないメンズストリッパーに一花咲かせる望みは無いのか!?
というと…
必ずしもそうではないんですね!
自分がかつて所属していたメンズストリップ団体N-Stageでは当時、30代のキャストが半数かそれ以上。
常に自分が最年少でした。
そしてそもそも、この団体を立ち上げた千葉向月氏のストリッパーデビューは30歳。
20代を越えたら引退、といったアイドル的線引きはないのです。
ショーパブなどのダンサー業界でも、30代、40代、それ以上のキャストが活躍している現場は数多。
20代後半でも「未熟な新入りちゃん」の扱いだったりすることがあるのです。
ではお客様の側からニーズを考えたとき、30代以上のキャストってどうでしょう?
ストリッパーなのだから、当然身体は綺麗であったほうが有利かと思います。(顔も)
しかし大人には大人の、若いキャストには出せない味なり魅力なりが確実にあるはず。
事実、以前イベントで共演させていただいた50代のパフォーマーさんのショーを拝見した時、
鍛え上げられた引き締まった肉体とプロダンサー顔負けのキレキレのダンスに魅了され、演者として尊敬と憧れを持ったものでした。
「この芸当は若いうちはまだまだできない」という思いも。
なので、基本的にメンズストリッパーに引退の期限はないと思っています。
何歳まででもやっていいし、何歳からでもやっていい。
大切なのは磨かれた外見と洗練されたパフォーマンス、それからもちろん第一に人間性!
本人が辞めたくなった時が引退の潮時ではないでしょうかね。
今回は、メンズストリッパーの年齢的活動期限のお話でした。
ちなみに、ここまで散々言ってきましたが、わたくし朱雀はいま、あと数年したらもうプロデュース側に回るつもりでいます。
40、50はおろか、30代になっても脱いでる自信は、ない(笑)。
他の、興味がある仕事もいくつかあるし。
なので前線で現場に立っているうちに、ぜひとも一度わたくしの舞台を観に来ていただけたら幸いです。(今の時期は難しいか)
「可愛い」って言ってもらえるのも今のうち!
(というか今言われてるのも奇跡)
決めた!30代からは年齢不詳の魔女を目指して頑張るワ!!
おわり。
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