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文系出身の化学エンジニア

どうも、ジーニョです。

明日お仕事が休みなのに加えて、とても気分が乗ってるのでもう1つ僕のことについて書いてみようと思います。

僕の自己紹介にも書いている通り、普段は栃木県の工場で化学薬品の濃度分析や技術開発などのお仕事をしています。


これだけ見れば、完全に理系の人間ですよね?


ですが、僕は文系の大学、学部の出身です。

それも、文学部で日本語学、日本文学を専門に学んでいました。


これでもかというほど、ド文系です。


今のお仕事に就いたとき、高校の化学基礎で習った濃度計算すら覚えていない状態でした。

今の仕事に就いて、最初にやったこと。

それは、化学基礎の参考書を買うことでした。

当然のことながら、ほとんど覚えていませんでした。

むしろ、これ習ったっけ?というものも多くありました。

しかし、再学習を進めていくと、感覚レベルで覚えていることがちらほら出てくるんですよね。


――このmol(モル)っていう単位、僕は確かに書いている……!かつて、遠い昔、明らかに……!


全く習った覚えがないが、これは書いたことある!というものが、かなりありました。

つまり、習ってるんですねー。


こんな感じで、僕は今のお仕事に就いてから、0から化学の勉強を始めました。

とはいえ学生時代と違うのは、仕事に関係のない箇所は省けるということ。

仕事に使う知識だけを厳選して、勉強すればいいんです。

もちろん、資格とかを取る場合はそうも言ってられないかもしれませんが、そういう時は、取り急ぎ仕事に必須なものを先に覚えて、後で「仕事には使わないけど、資格試験で必要な知識」を資格試験までに覚えていけばいい。


ところで、高校生の進路希望調査のとき、皆さんはどういう基準で進路を選んでましたか?

やりたいことがある人は迷わずその道を選べたでしょうが、そうでない人は?

僕の場合、まだ進路が明確に定まっていない頃は、「将来なにかの仕事に役に立ちそうな資格が取れるところ」、という選び方をしていました。

まあ、結局は自分の興味関心の赴くままに文学部に進んだのですが。

もちろん将来を考えて、役に立ちそうな資格が取れるところに進むのもありでしょうが、その資格を取るためだけに興味のない授業を聞いているのは割りと苦痛です。


――少なくとも僕は。


なので、もし大学の授業も楽しみたいと考えている人は、自分の興味を惹かれた分野を扱う学校に進むのもありなのではないかな、と思います。


就職してから、その仕事に関する勉強を始めても、なんとかなります。

もちろん、事前に学校で得た知識がある人の方が強い場面が多いのは確かです。


しかし、学生時代で得た知識と仕事で実際に使う知識は異なってくることがほとんどです。

大学選びに留まらず、就職先を選ぶときにもいえると思いますが、文系だから、理系だからということにとらわれず、自分の興味の赴くままに動いてみても良いのではないかな、と今日の仕事を進めながら思った次第です。






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