良好な人間関係を築くための方法
人間関係のトラブルってストレスや悩みの種になりますよね。
誰だってできれば争い事なく平和に暮らしたい。
でも、人と関わる中でイライラしたりモヤモヤする感情を抱くこともあるでしょう。
特に夫婦や親子など近しい関係になればなるほど、良好な人間関係は心の健康にも繋がります。
夫婦仲良くて素敵だなと思う人の共通点を見つけたので、書いてみたいと思います。
夫婦関係が良好な人はお互いのことを「優しい人」だと言います。
では、優しい人ってどういう人を言うんだろうと考えると真っ先に思うのが想像力のある人。
例えば、育児と仕事どっちが大変か?という質問をネットでよく見ます。
思い通りにいかないことが多いから育児の方が大変とか、家族を養うプレッシャーや責任があるから仕事の方が大変とか、色んな意見が書かれています。
でも実際には育児も仕事もそれぞれに大変なことはあるし、それぞれの役割を果たしているに過ぎないのだから、どっちが大変かを争う必要性はないですよね。
夫婦関係がいい家庭の夫は、思い通りに行動できず1人でほっとする時間も取れない妻の方が大変だろうと想像し、早く仕事を終わらせて帰ろうと努力したり、甘いものを買って帰ったりします。
妻は、大黒柱としてプレッシャーの中仕事をこなし、休日は家事や育児をしてくれる夫を労り、朝はゆっくり寝てもらおうと気遣ったり、夜泣きを1人で対応します。
これはあくまで例えですが、お互いがお互いを思いやって、自分よりパートナーの方が大変だろうと想像し、思いやって行動したり、感謝を伝えたりする。
その気持ちが嬉しくて、お互いに協力し合って大変な状況も支え合おうと努力する。
たまに余裕がなくて、イライラをぶつけた時には、イライラするほど疲れているのか?体調がよくないのか?とまた想像してパートナーを労る。
自分の大変なばかりに意識が向いている時は、自分のことしか見えていなくて、なかなか相手の立場を想像することって難しいけれど、そんなことができている夫婦は、関係が良好だと感じます。
自分1人では生きていけないからこそ、家族の価値や意義を考えながら、それぞれを尊重、尊敬して支え合いながら生きていけたらいいなと思うのです。
これは、夫婦だけでなく子どもや職場の人間関係にも同じことが言えるでしょう。
行動にはきっと原因がある。
なんでそんなことするの?とか、なんでそんなこと言うの?と思うようなこともあるかもしれないけれど、その人の立場を想像してみることで、自分には見えていなかったその人の苦労や大変さがあるはず。
想像力は人を優しくしてくれると思うのです。
そんな優しい人で溢れた社会が実現したら、もっとたくさんの人が生きやすくなるんじゃないかなと感じるのでした。
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