20歳でカナダ留学をして、学んだこと。
留学の目的って何だと思いますか?
異文化を理解することや語学の向上など、人によってさまざまですよね。
最近、息子たちと親子留学や家族旅行を計画していて、そういえばわたしが海外留学をして、これは学びになったなと思ったことはなんだろうとふと疑問が浮かんだので、考えたことをまとめてみたいと思います。
人との違いの中で、自分のことを理解する
わたしは、とにかく幼少期からずっとコンプレックスを抱えていました。
自分のできないところや足りないことばかりに意識が向いていたのです。
だからこそ、そんな自分を変えたくて留学にいく決意をしたのですが。
でも、多国籍の人との交流を通して、それはただの違いだと理解できたのです。
長所、短所は表裏一体。
人と比較して落ち込むのではなく、違いを見つけるという視点は留学経験で得られたように思います。
日本のよさを理解する
外の世界へ行って理解したのは自分のことだけではありません。
日本を出て初めて日本のよさにも気づきました。
海外旅行ではなく、3か月現地に住んだからこそわかることもたくさんあったのです。
日本にいると、つい海外のいいところばかり目についてしまいがちだったけれど、日本人のやさしさやおもてなし、清潔さ、食事など住む環境としてわたし自身が求めていることが明確になりました。
憧れと理想の違いだったのだと思います。
コンフォートゾーンから出る試練
海外留学は、わたしにとってコンフォートゾーンから出る試練の連続でした。
困っていることは自分の口で言わなければ、誰も察してはくれません。
現地に着いた次の日には、学校の先生にホームステイ先で困っていることを英語で話すという試練が待ち受けていました。
また、道に迷って現地の人に聞いた回数は数えれません。
困っているときに困っていることを伝える。
わからないときにわからないことを伝える。
知らないときに教えてと言える。
誰も助けてくれない環境に身を置かなければ、今ごろずっとできずに1人で苦しんでいたかもしれません。
まとめ
わたしが10年前に留学をした経験の中で、1番学びになったことはこの3つ。
一時的に英語力は伸びたものの、やっぱり語学は使い続けなれけば忘れてしまいます。
でも、改めて言葉にしてみると、経験を通して学んだことは残っているものだなと実感しました。
そんな視点で息子たちとの海外旅行と留学の行き先やプログラムを計画していきたいなと思うのでした。
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