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頑張ることは正義なのか

ここ最近、部署は違いますが同じ会社で休職者が出ている話をよく耳にします。

どこも人手不足で苦しい状況のようです。

上司にその話を聞き、「大変なんですね…」と言うと、「まあ、同じ状況でも大丈夫な人はいるし、その人によるんじゃない。」との返答。

まるで、メンタルが弱いその人の問題だという言い方。(だと私は捉えました)

そんな考え方の人がいる限り、会社の労働環境をよくしようと思う人は出てこないでしょうし、体制も変わっていかない。そもそもこの労働環境が問題だと思ってはいないのでしょう。

でも、果たして無理して頑張ることは正義なのでしょうか。

働くことはしんどいもの。お金を稼ぐということは大変なこと。

そんな価値観から、仕事が大変なのは当たり前。ここでしんどいと感じていたらどこへ行ってもやっていけないという信念があるようです。

このような価値観の人は特に50代くらいの人に多い考え方のような気がしています。

私は仕事って1日の大半を過ごすものだからこそ、もっと楽しく働いてもいいんじゃないかと思います。

それに、仕事には向き不向きもあります。

一概には、そこでダメだったからと言ってどこもダメだという保証もない。

もっと色んな世界があっていいと思うし、それぞれの人が輝ける場所があると感じます。

少なくとも私は、自分がしんどくなるような働き方はするべきではないと思うし、耐えられなかった自分を責める必要もないと思うのです。

自分の価値観やライフスタイルに合う好きだと思う仕事や働き方を選択するために、まずは色んな選択肢を知ることが1番大切。

我慢や忍耐ではなく、心から努力が楽しいと思えるような仕事の場合は、頑張ることは正義だと言える日がくるかもしれません。

そんなことを考えた今日この頃でした。

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