見出し画像

淡々とこなす家事時間

効率化のためとつい色々なことを同時進行したり、インプット不足の焦りから家事時間に耳読やVoicyを聞く毎日。

仕事は産休に入ったにも関わらずなんだか気持ちだけが慌ただしくて、あと少しの限られた時間の中でやらなければいけないこととやりたいことを両立させながら有効に使わなければと奮闘していました。

でも、今日本屋さんに行って本をペラペラめくりながらふと思ったのです。

大事なことって色んなことを詰め込むことではなく、もっと手放して身軽になることなんじゃないかって。

その方法として、思い浮かんだのが家事や暮らしをただ淡々とこなすこと。

というのも今朝、いつも通りnoteを書こうとパソコンを立ち上げたものの書きたいことが何一つ思い浮かびませんでした。

久しぶりに本屋さんにふらっと出かけたい。本屋さんに行けば、なにか見つかるかもと期待を膨らませて、ビジネス書、文芸、ライフスタイル雑誌、レシピ本、それぞれのコーナーで気になる本を手に取り、ぱらぱらとめくってみる。

目に飛び込んできたキーワードは、「ミニマル」「軽量化」「最小化」でした。

ここ最近のインプットしても何一つ自分の頭の中に入っていかない感覚は、容量オーバーの宣告だったのかもしれません。

「玄関を掃除しなきゃ。洗面所の排水溝洗わなきゃ。キッチンを拭かなきゃ。洗濯物を片づけなきゃ。食材の買い出しに行かなきゃ。靴洗わなきゃ。今日の献立は何にしよう。」

とっ散らかった頭のまま、インプットしても全然だめ。

スマホを遠ざけて、目の前の家事を淡々とこなす時の方が捗るし、頭が空っぽになり、パッと何かを思いつくことも多い。

頭の電源を切り手ををひたすら動かすことは、マインドフルネスにも繋がり、自分をシンプルにしてくれます。

頭の容量を空っぽにして軽量化することで、視界がクリアになっていく感覚、身体が軽くなっていく感覚を感じるような気がするのです。

大体家事をしながら耳だけ聞いていても、今の部分聞き直したい!とか今の部分はメモしておきたい!とか次は何を聞こうとか思うとついスマホに手が伸び、2.3分は溶けていく。

かえって家事の時間が長引いてしまうので、効率も悪い。

淡々とこなす家事時間というとっても身近で手軽なマインドフルネスを取り入れていこうと思うのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?