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ポジティブな感情は心に受け入れる、ネガティブな感情は心で受け止める
子どもの発達心理学を調べていて興味深いことを見つけました。
赤ちゃんの感情は「快」と「不快」の2つの感情が芽生えてから、どんどん複雑化する。
その発達の過程では、「不快」の感情から感情が作られ始めるということ。
褒められたことよりも怒られたり、批判された経験の方が長く引きずってしまう傾向にあるのはこのことも関係しているように感じます。
楽しいことや嬉しいことは少し時間が経つと忘れてしまいがち。
だからこそ、ポジティブな感情は心に受け入れたい。
いつまでも思い悩んでしまうネガティブな感情は、目を背けずに心で受け止めたい。
ネガティブな感情は複雑に絡まり合う
ネガティブな感情はポジティブな感情よりも複雑。
それは「快」の感情よりも「不快」の感情の方が感情の種類も多いからです。
不快には怒り、悲しみ、嫉妬、恐れ、嫌悪、恥、罪悪感など微妙なニュアンスの違いが存在します。
絡まり合っているから、放置せず紐解いていく必要があります。
なんとなくモヤモヤする。
これを放置すると、どんどんほどくのに時間がかかってしまう。
感情を言葉にして俯瞰する
なんとなくモヤモヤする「不快」な感情を抱いた時は、感情を認識することから始めなければいけません。
この出来事からなぜモヤモヤしたんだろう?
このモヤモヤは恐れなのか、嫌悪なのか、嫉妬なのか?
感情に名前をつけることで自分を俯瞰して見ることができるようになります。
モヤモヤの正体が漠然としている時は、ものすごく大きなもののように感じますが、文章にしてみると案外ちっぽけなことだと感じることもよくあります。
一つ一つ紐解いていくことで、頭の中をスッキリさせることができるでしょう。
ネガティブな感情こそ蓋をせずに向き合っていきたい、そんなふうに感じた今日この頃です。
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