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幸福度を高める"家族の働き方改革"
働き方を変えるということは、人生の中でも大きな決断ですよね。
だからこそ、お金の心配、今より悪くなったらどうしようなど色々考えてしまう……。
でも、わたしは、本当はこうしたいのにと妥協して人生は送りたくないのです。やって後悔よりやらなくて後悔の方が大きいと思うから。
幸福度を高める"家族の働き方改革"、現在進行形の我が家が何を考えてどう行動に移しているのか、まとめておきたいと思います。
我が家の働き方改革
夫:2度の転職(済)
わたし:会社員→フリーランス(進行形)
大事な決断の前に考えたいこと
働き方を変えるためには当然、計画と準備が必要です。
大事な決断の前に考えたいことは、次の2つ。
視野が狭くないか?
働き方を変えて得たいものは?
視野が狭くないか?
視野が狭いと適切な判断をすることは難しい。
とはいえ、自分では視野が狭くなっていると気づくことさえハードルが高いでしょう。
ハーバード・ビジネススクールの研究チームが発表している視野狭窄の定番パターンは、3つあります。
①お金
②逃げ(不満)
③自信がありすぎる/なさすぎる
これらを踏まえて視野を上げるために、次のことを考えました。
・仕事に求めるお金以外の報酬は、なんなのか?
→感謝、貢献、スキルアップ、自己成長、働く目的など
・「不満」→「将来のために」という視点
・「自信の有無」→客觀的な自己評価(5人以上から褒められたことや会社での評価など)
働き方を変えた後、得たいものを明確にしておく
何もかも条件に合う働き方は存在しません。
だからこそ、働き方を変えて何を得たいのかを明確にしておく必要があります。
この時わたしたちが考えたことは仕事に求めることと家族に求めること。
夫:スキルアップと家族の時間(1度目の転職)
スキルを活かせるところと家族の時間(2度目の転職)
夫の前職は、シフト制の平日休み。夜は遅くに帰ってくるし、土日は仕事のため、子どもが保育園に行き始めてから、触れ合う時間がありませんでした。
また、新卒から7年間同じ会社に勤めていて、管理職についたものの上が見えてしまったことも1つの理由です。
そのため、転職に求めることはスキルアップと家族の時間でした。
子どもはまだ長男しかいなかったことと小さかったこともあり、教育費や生活費にたくさんお金がかかる時期でもないので、長期的に考えることもできました。
挑戦期間は一年。
年収が、一時的に半分に下がりましたが、スキルはついたため、1年後、前職の管理職経験と1年間の新しいスキルを武器に、2度目の転職をしました。
年収は、前職より上がりました。
わたし:スキルアップと育児と仕事の両立
わたしの場合は、小学生になったら子どもにおかえりが言えて、急病にも対応できる働き方を求めていました。
場所と時間に縛りのある会社員の働き方では、叶えられないためフリーランスを目指すことに。
しかし、1番のハードルがスキルでした。
スキルアップには時間が必要ということで、今は会社員しながら学びつつ副業をしています。
長男が小学生に入るまでにフリーランスとして、生計を立てられるように準備することが今の目標。
選択肢を3つ持っておく
計画を立てたものの、どうしても出てくる感情が「失敗したらどうしよう……」。
その対策としては、選択肢を3つ持つことが効果的。
失敗する確率は、2択の場合52%。3択の場合は32%まで下がります。
夫の転職がうまくいった理由も2回の転職を視野に入れていたことも大きいのではないかと思うのです。
わたしの場合は、仕事をやめるかやめないかではなく、3択目のひとまず副業から始める選択が焦らずに取り組めてよかったことだと思っています。
自己決定することで、幸福度は高まる
"家族の働き方改革"をする中で気づいたことは、働き方に限らずですが、自己決定することで幸福度が高まるということ。
また、パートナーと協力しながら働き方を変えたり、育児を2人ですることで、良好な関係につながっていると感じます。
パートナーといい関係から得られる幸福度は、収入アップから得られる幸福より767%も大きいという研究もあるほど。
もちろん、衝突や大変なこともあったけれど、協力しながら行動してきたことは財産です。
わたしの決断はまだですが、納得のいく決断ができるように進んでいきたいと思うのでした。
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