見出し画像

今さら振り返る 伊勢の旅

まりもです。今年5月に伊勢と京都、ちょっと大阪を旅しました。今さらですが振り返りをしたためます。まずは伊勢の旅はじまりはじまり。


名古屋発

共に旅する友人と名古屋駅で集合。金時計台前とのことだったが、意外と人がいっぱい。時計台右の高島屋沿いにも人が溢れているので、「時計台のどの辺か?」まで指定しないと出会い辛い。

合流後は近鉄の乗り場へ、同じ名古屋駅だけどJR口から地味に歩く。はじめての近鉄にテンションが上がった。特急しまかぜに乗って伊勢に向かう。

観光特急「しまかぜ」

人生初の近鉄が「しまかぜ」なのはちょっとラッキー。座席はすこぶる快適で、ぶ厚いおしぼりもくれた。カフェ車両があるようで、アナウンスを聞いて速攻向かった。

カフェではみかんジュースを注文。これが絶品。合成化学が含まれない自然の味。柑橘系特有の濃厚な甘味は忘れられない。(嘘、2日間かけて思い出しました)

しまかぜを感じる景色か、と聞かれたらノーと答える。なぜなら車窓からみえる景色はずっと工場地帯だから。きっと反対側の窓からはしまかぜを感じられたのだろう。

四日市市

伊勢市駅

伊勢神宮の最寄り駅に到着。温泉が直結しててほしい味わいある駅舎だった。この駅はJR線と近鉄線が乗り入れる。異なる鉄道会社が同じレールなんて珍しい!と思ったが、東京メトロの日常だった。

駅前は閑散としていた。なぜなら伊勢神宮のメインどころである「本宮」の最寄りではないからだ。ここは「外宮」から一番近いターミナルなのだ。

外宮

正しくは「豊受大神宮 ‐ とようけだいじんぐう」。由緒あるお社が点在していたことはなんとなく覚えてる。記憶に残っているのは蛙の鳴き声のみ。きっとヒキガエル。文字だけでも嫌悪感でいっぱい。

脇道にそれるが、『君たちはどう生きるか』で眞人がヒキガエルの群れに飲み込まれるシーンがある。あのシーンがなければFilmarksで星5を付ける映画体験だった。

内宮

外宮からバスで10分。賑わいがあり行楽地にやって来た感をようやく得た。僕は鳥居が怖い。きっと幼い頃みたアンビリバボーの心霊写真特集のせいだろう。親もわるい。「これは本当にヤバイやつ!」みたいな煽りをしていた。

世に絶対はないが、これだけは言える。心霊写真は存在しない。人間だけが都合よく、怖がらせるアングルで映るわけがワケがないし。洋服着ているのもオカしいし。は、ビビってないし。

鳥居の先は雨上がりの水々しい緑が広がっていた。都会の喧騒からはなれ、心身が清涼感で満たされた…。まあ、こんな感想は後付であって「雨やんでよかった〜、涼しい〜」が所感である。

見上げると楓がいた。楓の花言葉に「大切な思い出」がある。僕がお伊勢さんでいちばん思い出に残っているのが、頭上の楓だった。この景色を立ち止まってずっと見ていたい。天はカエデ、地にカエル。

おかげ横丁

本宮そばにあるグルメストリート。あの赤福の本店もある(ダントツで混んでいた)。ここで昼食をとり京都に向かうことにした。選んだのは伊勢うどんの「ふくすけ」。行列ができていたが席数が多く、すぐに入れた。

伊勢うどんは黒いタレ(つゆ)が特徴的。もっともシンプルな品を注文した。次訪れても食べたい味だった。できればタマゴやお肉とあわせて。

京都へ

お腹を満たしたところで、伊勢市駅から京都に向かう。もちろん「しまかぜ」に乗って…。と、知ってます感を出したいが、僕はこの旅の計画を何も立てていない。ただ「京都いこうぜ」と提案したところ、伊勢経由のステキ旅を立案してくれた。この場をかりて、旅を計画・共にしてくれた友人に感謝したい。

以上。気が向いたら京都編をしたためます。

<追記> 


この記事が参加している募集