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父からの手紙 from 地球のどこか-15

6/12 セント・アンドリュースから
6/12(水)朝7:00起床 天気:小雨 8:00

朝食。昨日と同じメニューを注文。
ホテルの女将さんも心得たもので、
コーンフレイク?玉子は1個?トマト・ケチャップ?
とちゃんと昨日の注文を覚えていた。

暫くして隣に座った中高年の夫婦が
話しかけてきたのでしばし歓談。

昨日の朝食時も隣の席に座っていたが
朝の挨拶をしただけだった。

どうも昨日トレッキングの支度をして
ホテルから出かけるところを見かけたようで、
「ウォーキングにでかけたんですか?」
「ええ」
と会話が始まったのだが
イギリス英語は半分も聞き取れない。

会話がかみ合っているのかどうかも
良く判らないまま談笑しているのだが、
理解できた部分だけ書き出すと

62歳で定年退職して年金暮らしをしていること、
以前の仕事はマイナー
(鉱夫:化学薬品関係の原料を
採掘していたらしい)だったこと
(お母さんは「マイナーな仕事なんだ」と勘違い。
Minorと Minerの違い)、

イギリス中西部の町
(街の名前は聞いてもどこにあるのか
皆目検討がつかなかった)に
住んでいること、
奥さんは飛行機嫌いなので
あまり遠くへはいかないこと、
旦那さんはカナダに行ったことがある
ということ・・・

これはお母さんがイギリスの後
ノルウェーへ行くことや世界一周することを話したことがきっかけ。

お母さんが隣の奥さんに
「半袖で寒くありませんか?」と聞くと
「寒くないわ。この年になると解るわよ」
と言ってお母さんと一緒に大笑いしていた。

お母さんは「何か年齢のことを言っていたので
更年期で寒くないんだ!」
と勝手に思っていたらしいが十分話は通じていた。

9:10 ホテルをチェック・アウトする時女将さんに
「今日はどちらへ?」と聞かれ
「セント・アンドリュースへ」と答えると
「スコットランドね」と言ったが、
やはりイングランド人にとっ
てスコットランドは隣国なのだろうか。

小雨がパラつく中
ゴルフの聖地セント・アンドリュースに
向けて出発したが、
セント・アンドリュースに近づくにつれ
青空になっていく。

13:30 セント・アンドリュース到着。
眼の前にテレビの衛星中継で
何度も見たことがある
あの全英オープンのコースが広がる。

17番、18番ホール。伝説のゴルファー
トム・モリスのゴルフ・ショップも見た。感激。

ゴルファーがプレイを終わって
通り過ぎるのを待ち、
あの有名なスウィルカン橋で記念撮影。

15:50 セント・アンドリュースからホテルに向かう
16:30 ホテル到着
18:30 近くのスーパーで買い物をした後ホテルに戻る。
今日はワインを買ってホテルで飲んだ。


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