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考えることをやめる=自分で選択する人生をやめる

みなさんは日々の中でどれくらい「考えること」、つまり思考の時間を意識できていますか?

先に言っておくと、「考える」という行為は疲れます。
しかし、「考える」という行為は、人間の可能性を解放する手段であることを忘れてはいけません。

よく仕事の中でも、「仕事」と「作業」の時間を分けて考えようというのがありますね。
例えば、書類作成だったり、ルーチンワークでだれでもできるようなことは作業です。
そして仕事とは、自ら考えて行動し、新たな価値を生み出すことです。

しかし日々の業務の中で過ごしているとどうしても作業の時間も仕事と誤認識してしまい、仕事をしている気分になってしまいます。
これが続くとどうなるか。
それは、何も自らで考えて行動することのできない指示待ち人間になってしまいます。
日本はマニュアル文化とも言われたりしますよね。それはある意味、多くの人が考えることを放棄していることの裏返しでもあります。

これに加えて、人間は習慣の生き物ですし、楽をしたい生き物ですので、一度考えることを放棄してしまうと、中々考えることのクオリティを上げることができません。

僕は、日々人と接する中で、あぁこの人は考えることをやめてしまっているんだなと感じるときがあります。
「これはわからないのでできません」「ではどのようにすれば良いですか?」
みなさんもこの様なコミュニケーションは想像しやすいと思います。

僕はこの言葉の裏には2パターンの背景があると思います。
①自分でも調べた且つ試してもみたが上手くいかない。自分自身の力では現状対処できない為助けを求める。

②話を聞いたタイミングで、現状のできるできないの軸だけで判断し、自分で考えようとしない。

この二つはチリツモですが圧倒的な差を生みますよ。
特に②の人は要注意です。自分で考えずに他人の指示をすぐ仰ぐ、この過程での学びはゼロに近しいです。何故ならそれはあなたの思考ではなく、誰かによって創られた、考えられたものを、ただこなそうとしているからです。
言うなれば、無意識という鎖に繋がれた行動しか取れなくなるということです。

どんなときでも考えることをやめないでください。考えることを習慣にしておきましょう。

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