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「勉強が楽しい」かどうかを決めるのは自分でもある

こんにちは、これが120本目の記事となったすうじょうです。さて、今回は9日ぶりに自分の経験や思いを語るエッセイです。内容は、タイトルにある通りで、前回のエッセイと同じく教育論の話?です。経験に基づいて話していきます。

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以下の話は私の個人的な考えで異論・反論を認めます。様々な考え方があっていいと思います。

よく言われることで、勉強が楽しいだとか楽しくないだとかという話があります。世界全体で見ると、先進国ほど勉強が楽しくない人が多いのでは?と思っています。実際のところ、個々人の本音をアンケートを取ってみないと分かりませんが・・・もちろん、なかにはうまくいっていて楽しいと感じる方もいると思います。しかし、先進国には勉強以外に楽しむことができることが多く用意されています。何でもいいです。ショッピングやゲーム、SNSなど逃げることができる場所があります。まあ、本当に全員が勉強から逃げているのかと言えばそうとは限りませんが、そういう人もいるはずです。宿題がやりたくないからついTwitterを見る、ゲームをやる、配信を見てしまうだとか。

これは、本人が勉強をやりたくないから楽しいと感じていないから起こっている現象だと思われます。やりたい、楽しいなら他のことを放棄して真っ先に勉強するでしょう。たとえ、楽しさを感じていたとしても他のことに比べると負けてしまってという人もいるかもしれません。結局、やらないとまずいという状況に追い込まれて初めて勉強に取り掛かることが多いのです。それで間に合った人もいれば、途中で寝てしまって間に合わなかったという人までいると思います。私は前者で、「勉強の楽しさ<他のことの楽しさ」となっていたタイプの人間でした。

そして、ここから本題ですが私が感じていることがあるのです。勉強の楽しさというのを決めるのは、自分でもあるなのではないかと。もちろん、でもあるという表現を使ったのは、勉強の楽しさを決定するのは自分だけではないからです。周りの環境も関係してきます。理想としては、自分だけで決定できるのがよいのかなとも思ったりもしますが、実際は先生が生理的に無理ということや授業が外国語のように聞こえてきてまったく理解が進まないなどの学校や教師側の責任もゼロではありません。生理的に無理な場合は、先生を変える必要がありますし、授業の理解が進まないのは学生のやる気の問題だけでなく教師側の工夫不足というのもあります。しかし、そんな場合でも志望校があったりすることによって、本人が勉強をすることに意思があり、(お金がかかりますが)塾などに通うという選択やYoutubeの授業で学ぶなどの手段を取れば解決はできるかもしれません。そういう意味では、自分で楽しい方向に持っていくことは可能ではないかと。

先に例外からアプローチして話しましたが、ここから多くの場合について話します。勉強が楽しくないというのは、成功体験が少ないためだと私は思います。自分が解いた問題に正解していけば、自分がその教科が得意だと感じて楽しくなりませんか?そして、好きな教科になったりしませんか?以前書いたエッセイの内容がそのような内容でしたが、これが私の意見です。

そして、成功体験が積み重ねられるかどうかは自分の選択次第だと思います。もちろん、苦手教科があるのは仕方のないことです。それでも、苦手な教科の中でも得意な問題は何かあるはずです。基本の問題だとか暗記問題だとか。学校や塾の宿題で正解できるかという受動的な取り組み方ではなく、自分でレベルのあった参考書などを買って主体的に取り組めば成功体験を積み重ねられると思います。つまり大事なのは主体的に勉強に取り組み適切な問題に取り組めるようにすることです。これは、個人でも不可能ではないですが、学校の先生などがサポートしても可能なことです。例えば、理想的には人によって取り組む宿題を変えるなどすれば実現可能です。もちろんこれは、人的負担が大きいので、現状では厳しいです。しかし、パターン学習したデータを持ったAIを用いた学習管理システムの導入で、ある程度個々人に最適な問題の提供が可能ではないでしょうか。

しかし、本当に目標を達成するには成功体験だけではダメで、間違う、失敗する経験も必要です。失敗から苦手な分野などを学べ、今後の自身の勉強に生かせることがありますから。

私自身の経験でも数学と化学を好きになれたのは成功体験を積み重ねたからですが、だからといって失敗の経験がないわけではありません。

ここまではっきりとしたことを言えていないかもしれないので、考えの結論を以降に書きます。勉強を楽しくするには問題に正解するという成功体験を積み重ね、教科を得意に感じるまたはそこまでいかなくても嫌いに感じないことが必要である。そして、成功体験を積み重ねるためには、本人が主体的に解けるであろう適切な問題を選択するか、周囲がそのような環境を用意することが必要です。そして、目標達成のためには失敗の経験も必要でそこから学びを得ることが重要です。一番大事なのは、主体性はやる気があるかどうかに左右されるため、勉強する本人のやる気で、それを引き出すのは自分自身か学校や塾の先生です。その意味で、先生は重要だと思います。蛇足かもしれませんが、進路希望を決定するというのはやる気を出すうえで重要なファクターの一つです。

何か、全体的にいつもよりも使用語彙のレベルが高い気がします。

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以上、私の思いを伝えるエッセイでした。では。

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