見出し画像

なんとなくで進んできた学生時代だった

こんにちは、すうじょうです。さて、今回は自分の経験や思いを語るエッセイを書きたいと思います。ひとりごとやエッセイ以外の企画記事などは1週間以内に再開する予定です。内容の要旨はタイトルの通りです。

--------------------------------------------------------------------------------------

これは、私の学生時代全般に言える話ですが、自分で決定したことが少なかったと今になって振り返って感じる。

幼稚園は親の意向で通っていた。というか、その年齢の子には意思はさほどないので当然だが・・・小中は公立に通い、校区の学校に通っていた。そこまではいいとしよう。問題はそこからの話だ。

念のため言っておくが、私の家は決して貧乏というわけではないが、裕福な家というわけではない。そして、人生に特に決められた路線というのもなく、比較的自由だったので、これは個人の問題であったと先に断っておく。

ただ、なんとなくコンピュータ関係の仕事につきたいという漠然とした考えがあった。なので、高校は正直どこでもよかったが、自身の学力的にレベルの低いと言えば失礼だが、下のレベルの高校は嫌だった。かといって、進学校に行くには学力が足りていないという自己及び他人からの分析があった。そして、私立高校や工業高校、専門学校は選択肢の中にはなかった。なので、結局進学校よりもレベルを下げた公立高校に決めた。というか、流れでそうなったと言えなくもない。実際は、きちんと自分で決定するというプロセスはあった。面談で先生と相談しつつ第一志望校を決定した。当時の担任は割と心配性で、受かるかどうか分からないと言っていたが、結果から言うと合格した。成績開示をしなかったので、どういう順位だったのかは今でも分からないが、まあ下の方ではなかったのではないかと楽観視している。

このときの選択は別に後悔していない。高校の環境はいたって普通で、特に嫌な思い出もないからだ。また、きちんと自分で志望校を決定したと言えなくもないからだ。しかし、同時になんとなくで進んでる感じは否めなかった。

次に大きな選択を迫られるのは、大学入試の時でした。そのときは、第一志望校の前期の国公立は自身の実力よりも上の大学でした。まあ、私立大学はこのときも眼中にありませんでしたが、落ちても後期の大学を頑張ればいいかというひどく危険な考えのもと行動していました。と、いっても前期と後期に落ちた場合に浪人する可能性がゼロだとは思っていませんでした。その後期は、自身の実力よりも少し下の国公立大学でした。結果を先に言いますと、前期の大学は理系科目を爆死して落ちました。落ちた時は、残念という気持ちはありましたが、深くは落ち込みませんでした。ちなみに、これが人生で初めて試験(入試と英検ではすべて合格)に落ちた経験でした。落ち込まなかった理由は、なぜか今でもはっきりとは分かりません。なんとなく、無理だって分かっていたのかもしれません。そして、危険なほど楽観視していた後期試験ですが、ラッキーだったのか数学だけ(センターとの合算)だったんですけど、出た問題のほとんどが分かって得意分野だったのでほぼ満点で合格しました。(センターは物理・地理爆死だったので、順位は上位の下の方でした)運のおかげとでもいうんでしょうか。レベルの高い大学に落ちた人がほとんどの受験生であり、レベルも決してやさしくなかったと思うのですが・・・自慢はこれくらいにして、この志望校を決めたプロセスもきちんとしたもので、面談を基にして自分の意思で決めました。しかし、なんとなくの雰囲気で心の本気度とでも言うのでしょうか、にずっと火がついていませんでした。本気で頑張っていた人にはすごく申し訳ないですが、なんとなくでした。

そんなこんなで学生時代に受験に臨んでいった私ですが、なにも進んで取り組まなかったというわけではありません。例えば、小学校高学年のときはメンバーの中から手を挙げ、委員長になりました。そして、中学校2年の冬のときには先生に相談して席の空いた委員長になりました。(副委員長の経験なしなので、戸惑ったこともありました)そして、高2の夏休みには、課外活動に参加して、他校の人と共同のグループで話し合いまとめて発表を行いました。また、高3にはクラスの文化祭委員になり、クラスの出し物の制作を指揮して無事完成させました。学生時代に自ら進んで取り組んだことはそれくらいです。進路に関する決定はずっとなんとなくだったすうじょうです。

今後は進路に関わることはほぼないのですが、自分のやりたいと思ったことを積極的に取り組んでいきたいと心から感じています。なんとなくを繰り返さないために。

--------------------------------------------------------------------------------------

以上、私の経験を伝えるエッセイでした。では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?