太極拳に学ぶ身体操作の知恵 ~第九訣・第十訣~
第九訣 相連不断(そうれんふだん)水に学ぶ
ー動きは長江大河のごとく!ー
♦滔々として絶えず 第九訣は「相連不断」、相連なって絶えず、です。
「不断」は「たたず」と読むのも正解ですが、太極拳では後述の訣文のように「滔々不絶(とうとうふぜつ=滔々として絶えず)と一体化して用いられることが多いので、ここでも「たえず」と読むことにしましょう。
《 第九訣 》 相連不断(相連なって絶えず)
外家拳術の勁とは後天の拙勁である。ゆえに起があり止がある。断があり続がある。旧力がすで