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ココロカガヤキライフ⑰残っている機能を最大限活かす~パラリンピックから~

昨日、ぼんやりと東京パラリンピックを見ていたら、武井壮さんが出演されていて、その時、解説の方とのやりとりの中で、心に残った言葉です。「残っている機能を最大限生かす」とは、どういう意味でしょうか。

1.できることに焦点を当てる

障害によって、例えば歩けなかったり、モノを持てなくなったりするなど、できないことが出てきます。

そのできない部分に焦点を当てるのではなく、残っている体の機能で、できることに焦点をあてて、それを最大限活かすということです。

パラリンピックのアスリートの皆さんは、事故などによって奪われた機能よりも、残っている機能に焦点を当て、その機能をトレーニングによって最大限に高めてパラリンピックに出場しています。

歩けないんだったら、車いすを使って腕の力で走ろうとか、右手が動かないんだったら、左手を動かそうとか。

そのように考えるまでにいろいろ葛藤があったのだろうと思います。涙も流したこともあると思いますが、それを乗り越えて、自分を活かしている姿に感動します。

武井さんも素晴らしいと言っていたけど、本当に素晴らしいと思います。

2.自分の持っているものを活かす

「残っている機能」という言い方を「自分が持っているもの」といういい方に変えるとどうでしょうか。

障害のあるなしに関わらず、自分の持っているものを活かす生き方は、自分らしく生きるために大切なことではないでしょうか。

とかく、自分にないものを求めてしまい、自分じゃなく他人になろうとしてしまいがちです。

そうではなくて、自分にあるものを見つめる視点、自分を活かす視点を改めてパラリンピックを見ていて感じました。

3.まとめ

パラリンピックを見ていて、自分にあるものを活かす生き方について改めて、考えさせられました。

自分にないものばかりを考えるのではなくて、自分にあるもの、自分ができるものに焦点を当てて、自分を活かす生き方をしていきたいと思いました。

小池一夫さんの言葉を紹介します。(「だめなら逃げてみる」P64より)

自分にあるもので生きていく

「自分にないものを求めない」ことを受け入れるだけで、
ずいぶんと楽に生きられます。
努力して得られる結果は、
自分の中にあったものを磨いたからです。

しかし、どうあがいても自分にないものは
どうしようもないと潔くあきらめるのです。

さて、今日も、自分にあるもので生きていきます。

自分の中にあるものを磨き、自分らしく生きているアスリートの皆さんが堂々としていて、自信を持って競技に臨み、カッコイイですよね。

車いすラグビーを初めて見ましたが、ぶつかり合って、倒れて、起き上がって。車いすごと転がって。でも起き上がって。それが普通なんですね。

アスリートの皆さん、ありがとうございました。私のココロがカガヤキました。以上、あなたのココロにカガヤキを。ココロカガヤキ研究所でした。

(参考文献)


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