科学的に幸せになれる脳磨き 本要約

▶結論:豊かで幸せに生きるには従来の脳の使い方を大胆に変える必要がある。脳磨きの6つのポイントを抑えることで脳の働き方は変えられる

◆科学的に幸せになれる脳の使い方、幸せになれない脳の使い方
 ◎世界一幸せな脳を持つチベット仏僧の幸せの秘訣
  ・前頭前野の左側がアクセル、右が上がブレーキ
  ・アクセル部分が活性化していると前向きになり、幸せを感じる
  ・ブレーキが強くなりすぎつと心が沈み、ネガティブになる
  ・チベット仏僧は普通の人の10~100倍のアクセル活性が高い
  ・さらに高くなる時は利他の心で世界平和や人の幸せを祈る瞑想をしている時。私心がない時、セルフレス。
 ◎近年大注目、島皮質のすごい役割
  ・豊かに幸せに生きるためにはセルフレスになり、脳全体のバランスよく使う
  ・島皮質は幅広い感情で働く、中継基地のような役割をしている
  ・島皮質が発達すると脳全体をバランスよく使うことができ、幸せになる
 ◎脳内のエゴを掃除し全体をバランスよく使える脳磨き
  ・島皮質が厚くなる脳の使い方をすれば私たちは幸せになれる
  ・島皮質に関する思考や感情、行動を意識的にできるだけ多く、増やしていく
  ・感謝、前向き、気の合う仲間や家族と過ごす、利他の心を持つ、マインドフルネス、Awe体験(自分のちっぽけさ)

◆脳の回路にポジティブな変化をもたらす感謝
 ◎いいことがあって感謝するだけではネガティブになる
  ・感謝には恩恵的感謝と普遍的感謝の2種類ある
  ・恩恵的感謝は自分にいいことがあったと解釈できるときに感謝
  ・普遍的感謝は感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方。あらゆるものに感謝
  ・恩恵的感謝だけではネガティブなことには弱くなる
  ・普遍的感謝は成長意欲が増大で困難に立ち向かう勇気が持てる
 ◎普遍的感謝のを身に着けるには
  ・感謝日記をつける、何気ないことに感謝を
  ・他者への勇気づけ
  ・感謝の気持ちを持ち続けようとすることが普遍的感謝に繋がる

◆身体と心を整え、脳を成長させるマインドフルネス
 ◎1日数分の脳トレ座禅でマインドフルネス
  ・マインドフルネスとは、今この瞬間に余計な判断を加えずに、自分の人生がかかっているかのように真剣に意識して注意をむけること
 ◎免疫力とマインドフルネスの関係
  ・認知症や死亡率、免疫力に相関がある

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