風に吹かれて〜瀬戸内国際芸術祭〜
瀬戸内国際芸術祭、2019年秋。
ひとつひとつの島にそれぞれの歴史。
思いを巡らせながら、島を巡る。
どこにでもある、でもここにしかない日常の風景。
豊島
湧き水に恵まれ、段々畑が美しい島。
酪農、稲作、みかん栽培などが盛んな島。
けど、産廃問題など心の傷もある島。
芸術祭がやっていない時、別の季節に小豆島や高松とセットで、豊島美術館にきてみたい島。
直島
かつては金属精錬など工業で栄えた島。
今は、地中美術館、ベネッセハウスなどがあり、第1回目から瀬戸芸の中核をなす、アートな島。
赤かぼちゃがいつでも迎えてくれる、草間彌生さんがシンボルの島。
大島
かつては、誤った疾患理解と偏見でハンセン病の患者さんたちが隔離されていた悲しい歴史をもつ島。
国立療養所大島青松園があり、回復者の方たちが、今も静かに力強く暮らしている島。
透き通った海の美しさを一番感じた島。
男木島
女木島とは夫婦島。かつては2つの島で雌雄島村であった島。
平坦地が少なく、傾斜地に石垣を組んだ住まいの風景が美しい島。
猫たちがのんびりと暮らしているスローな時間がうれしい島。
女木島
男木島の隣にあって、男木島より大きな島。
桃太郎伝説があり、鬼ヶ島と愛称される島。
カモメの駐車場があって、たくさんのカモメが羽を休めている島。
さて、次回はどの島を巡ろうか。
では、また。
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