見出し画像

地球温暖化のしくみ【解説2】

今回の記事は、4月に異動したばかりの環境素人スタッフTが筆を執ります。
これからみなさんと一緒に環境や脱炭素について学んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、前回地球温暖化の原因には、二酸化炭素、フロン、メタンという気体が挙げられていました。これらの気体は、温室効果ガスと呼ばれており、地球温暖化の原因と言われています。
みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ですが、温室効果ガスがどのようにして地球温暖化を引き起こすのか、みなさんご存じでしょうか?
既に知っていた方はとても素晴らしいですね。
今回の記事を書いているスタッフTはわからなかったので、この機会に学びました。
ということで、これから私が学んだ内容を説明します!


まずは、地球の暖かさについてです。
地球の暖かさのもとになっているのは、太陽です。
太陽の光が地表を暖めると、地表からは赤外線(熱)が放射されます。
このままだと、放射された熱は宇宙空間にフワフワと逃げて行ってしまい、地表の温度は-19℃くらいにしかならないそうです。

出典:環境省

しかし、温室効果ガスは、赤外線を吸収し、再び地表に放射する作用があります。このおかげで、地球は太陽の熱で適度に暖められ、地表温度は平均で約14℃となり、生物が棲みやすい環境が保たれています。

このように聞くと、温室効果ガスは、私たちが地球で暮らせるようにしてくれる、何だか良さそうなものという感じがしますよね。

ところが、この温室効果ガスの排出量が18世紀後半の産業革命以降、人類の産業活動が活発になるにつれて急速に増えてしまいました。
その結果、地球が過剰に暖められてしまい「地球温暖化」が問題となってしまいました。
温室効果ガスも排出しすぎてしまうと地球環境に良くないということですね。

ということで、今回のお話はここまでです。
ここでクイズです。

「温室効果ガスの中で、最も排出量が多い気体はなんでしょう?」

次回は温室効果ガスについてもう少し詳しくお話ししたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに!

※ 北海道の規定により、本サイトではコメントの投稿をご遠慮いただいております。
  ご意見・ご感想につきましては、E-mail(zc.hiyama@pref.hokkaido.lg.jp)にてお願いいたします。