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「正解不正解の時代」から「相性の時代」へ

こんにちは、すしです。

いろんな問題が浮上してきているここ最近。差別や不平等などの話題は、連日僕たちのもとに届きます。

これらの何が原因かって言ったら、他者を尊重することを理解していなかったりすることにあると思うんです。

良くも悪くも今までは、明確な正解が存在する世の中でした。上の人間の言っていることが唯一絶対の正解でしたし、それに従っていれば自分が考えずとも前に進めました。

倫理的には好ましくないことだって、力の強い誰かが言ったことだったのなら、それが正解になっていました。一つの正解が、全ての人の正解だったのです。

また、時代の流れも今に比べて遅かったので、昔のことが通用していました。先輩や上司の言うことを鵜吞みにしていても、それで何とかなっていたんですね。自分と世間がかけ離れてしまうことなんてなかったのだと思います。意図して、そうなろうとしない限りは。

しかし、現代はもはや今までと同じスピードで進んではいません。とてつもない速さで変わっています。昨日の常識が今日の非常識になっている可能性すらあります。

人々や物質を含めた時代全体が変化しまくっている世の中では、今までのような明確な正解が求められる価値観ではなくなってきているのかもしれません。

世界は正解不正解の2項対立ではなくなり、より多くの正解が存在するようになっています。多くのというか、それぞれの人やもの、場合や組織にそれぞれの正解がある。それはもはや相性のようなものです。

正解の時代から相性の時代になってきている。

この人にはこの人の正解。あの人にはあの人の正解。

そうやって、個々人に適するベストを選んだり選択する、そしてそれを許容するようになってきている。唯一絶対の正解は今でも存在してはいるのかもしれませんが、それが意味を持たなくなっているように思えます。

確かにそれは正解でしょうけど、おれには合わないよ、みたいな。

そして、それの認識が甘いと燃える。つまり、「この人はこう」と勝手に決めつけてしまうと、それは他者を尊重していないことにもつながるので炎上する。固定概念を持ちすぎていると、他者を否定してしまうんです。

「こうでなければいけない」や「こうであるはずだ」のような固定概念で判断する時代から、「それもあり」という尊重によって受け入れる時代へ。

決して冷たい意味ではなく、「人は人、自分は自分」の文化が強くなっている。それは決して他者をいないものとして扱ったり、距離をとったりするというわけではなく、他者の存在や選択を尊重しつつも、自分は自分の道を歩むという価値観です。

むしろ、冷たいのではなく温かい世の中なのではないかと思います。

僕もちゃんと自分を更新して、時代の流れに置いていかれないようにしたいです。

それではまた!


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