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初セリマグロの為に、まずは漁法を学べ。

仲卸の方にそう諭され、調べてみた。

<延縄漁>

<巻網漁>

<定置網漁>

<一本釣り>

この4つだ。(まだ有ったらコメントで教えてください!)

分かってます。名前だけ言われてもわかんないよ。ですよね。

一度に言っても読むのが大変だと思うので、今日は一つ<延縄漁>を掘り下げていこうと思います。

<延縄漁>はえなわりょう

マグロ漁で主に使用される漁法。で、冷凍マグロに加工されるマグロはこの漁法で獲る場合が多いんです。清水港(静岡県)、焼津港(やいず)(静岡県)などで水揚げされるマグロの殆どはこの漁法です。

※水揚げとは…船から陸へ上げる行為。漁獲。

延縄漁はブイ(浮き)を付けた幹縄(長いロープ)を約50m間隔で針をつけた枝縄を垂らした漁で、長さは数十kmにも及ぶ。

例の図(一部)

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ここで大事なのは、船に近い手前の針にかかったマグロと奥の針にかかったマグロの価値だ。

皆さんはどちらが価値が高い、いや美味しいマグロになると思いますか?

それは、手前のマグロです。

奥のマグロは針にかかったまま長い間暴れてストレスを溜めてしまうため、旨味成分のイノシン酸が放出されないので旨味が減ってしまう。

なので、そこを見極めていかないと本当に美味いマグロは食べれない。ということです。

それではまた明日🍣



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