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2023年の各ブランドの新作シューズ:ヴェイパーフライ3, ドラゴンフライXC, ウルトラフライ, ロケットX2, キンバラプロ, SCトレーナー2、ゲルニンバス25など

2022年11月30日と12月1日に米国テキサス州オースティンにて、毎年恒例のランニング製品の展示会「THE RUNNING EVENT」が開催された。

以下に、2023年発売予定の新作ランニングシューズの動画や投稿をシェアする。なお、以下はリーク動画、画像ではなく、各ブランド公式の製品紹介なので安心して見ることができる。


ロードランニング

NIKE:ZoomX Vaporfly Next% 3, ZoomX Dragonfly XC, Pegasus 40, ZoomX Invincible Run 3


ZoomX Vaporfly Next% 3

160X 2.0やAlphafly Next% 2のようにヒールの先が舟の形になっていて安定性が向上してそうな感じ。インソールにNo Human Is Limited。また、ミッドソールのヒール上部にAugust 13 2003 12:52:71と刻まれているが、これはエリウド・キプチョゲが2003年のパリ世界選手権でエルゲルージやベケレを破って優勝した伝説のレースでの記録(=今も残っている世界選手権の男子5000mの大会記録)。※実際には2003年8月31日であるが


Air Zoom Alphafly Next% 2(新色)


ZoomX Dragonfly XC

クロスカントリー用のドラゴンフライ。ヒールの丸い穴がなく、ヒールカウンターは柔らかい。中足部より後ろにかけてスケッチャーズのSpeed 6のようなタイトなTPEアッパーに見えるので、サイズは割とタイトそうに見える。まぁ日本での発売はないだろう…。


Pegasus 40


ZoomX Invincible Run 3


Adidas:Adizero Adios Pro 4, Adizero Boston12, Adizero Adios 8, Adizero SL, Adizero Prime X 2 Strung


Asics:GEL-NIMBUS 25

ゲルニンバス25。2023年2月1日にリリース


Puma:Deviate Nitro Elite 2, Foreverrun Nitro, Liberate Nitro 2,  Magnify Nitro 2, Fast FWD Nitro

Fast FWD Nitro

5-10km専用の超軽量シューズ。パワープレート(カーボンプレート)はフラット気味。中足部から後足部にかけてカットアウトの部分が多くエリートランナー向けのモデル。中足部から前足部にかけての素早い蹴り出し動作をサポート。


Deviate Nitro Elite 2

イノープレートからパワープレートに変更し、過回外傾向のランナー向けてに左右非対称のカーボンプレートに。夏に欧州で一部先行発売、12月のシンガポールマラソンで新色の先行発売。


Foreverrun Nitro


Liberate Nitro 2


Saucony:Kinvara Pro

Kinvara Pro

(米国では)2023年8月発売予定($180)従来のキンバラシリーズより厚さ増でSCトレーナー / ボストン11のように、厚みのあるハイクッションスタビリティシューズ。PWRRUN(EVA)とPWRRUNPB(Peba)の2層ミッドソール+カーボンプレート。インソールにPWRRUN+。ジョグからビギナーのレース用まで最適。


HOKA:Rocket X 2, Clifton 9, Crescendo MD

Rocket X 2

(米国では)2023年3月発売予定($250)。重量は235g(28.0cm)ミッドソールはPeba。


Clifton 9

(米国では)2月15日発売予定。ミッドソールを刷新し前作よりミッドソールが2mm厚くなっている。


Crescendo MD


New Balance:SuperComp Trainer 2, Vongo v5, 880v13

SuperComp Trainer 2

(米国では)2023年中旬発売予定($180)。ミッドソールを40mm未満にして軽量化してレースでも履けるように。アッパーを変更。


Brooks:Hyperion Max, Levitate 6, Launch 10

Hyperion Max

カーボンプレートなし。


Skechers:Max Road 6, Ride 11, Speed Beast, Razor 4

GoRun Speed Beast

ミッドソールにHyper Burst Proメンズで238g。極端なロッカー形状


Under Armour:Flow Velocity 3, Shakedown Elite


Mizuno:Wave Rebellion Pro

Wave Rebellion Pro

2023年1月発売($250)重量は224g(27.0cm)ミッドソールはEnerzy Lite+を含む2層構造、アッパーはリサイクル素材が90%、ウェーブプレートは植物性由来の素材。


Reebok:Floatride Series, Floatzig 1


Craft:Nord Lite Ultra, Pro Endurance Trail


Salomon: Aero Series & Phantasm 2


Topo Athletic:Phantom 3, Flylite 5, Cyclone 2


Altra:Rivera 3, Paradigm 7, Torin 7


Newton


361°


トレイルランニング

Nike:ZoomX Ultrafly Trail

ZoomX Ultrafly Trail

ガチのトレイル用レーシングシューズ。ZoomXミッドソールとフライプレート(カーボンプレート)、ヴェイパーウィーブアッパーの組み合わせ 。ヒールカウンターは丈夫でトレイル用らしくサポート性にも優れる。発売日/価格は不明。来年春あたり?


Adidas:Terrex Prototype

Terrex Prototype

アディダスがWestern States用に設計したadios Proのトレイル版で、プロト段階。2022年のWestern States / UTMBで契約選手が着用。剛性が高くない柔らかめのエナジーロッドとLIGHTSTRIKE PROとの組み合わせ。防水・通気性に優れたウーブンアッパー、かなりのロッカー形状で中足部が最も厚い。


Hoka:Tecton X 2

Tecton X 2


Puma:Voyage Nitro 3, Fast Track Nitro, Fast Track Apex


New Balance:FuelCell SC Trail, More Trail v3

FuelCell SC Trail

(米国では)2023年中旬発売予定($200)。FuelCellミッドソールとカーボンプレート=エナジーアークテクノロジーの組み合わせはロード用のSuperComp(SC)シリーズと同じで、SCトレーナーと似ている1足。こちらは前足部の剛性が違いトレイルらしく屈曲性を持たせているのと、SCトレーナーよりもやや厚みが薄い。また、トレイル仕様のアッパーとVibramアウトソールと、トレイルのみならずロードランナーのトレイル練習に最適...。


More Trail v3


Saucony:Endorphin Rift, Ultra Ridge GTS

Endorphin Rift

(米国では)2023年中旬発売予定($170)カーボンプレートとミッドソールにPWRRUN PB。


Scott:Ultra Carbon RC

全体的にカーボンプレート導入のトレイルシューズを開発しているブランドが増えている印象。


Salomon:Glide Max Trail, Ultra Glide 2


Altra:Lone Peak 7, Outroad 2, Superior 6


Topo Athletic:Mountain Racer 3, Tera Venture 4


The North Face:Summit Series

Summit VECTIV Pro


La Sportiva :Jackel 2


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