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春にピッタリ!【鯛の桜花低温調理仕立て】

低温調理のレシピ紹介は久々になります。

時間が空いてしまった理由は、低温調理をやらなくなったから…ではなく、使い方が安定して、同じレシピを使うことが増えたためです。
その間に和牛を用いて【低温調理牛丼】など新作も試みたのですが、低温調理の意味がありませんでした(笑)

しかし、今回ご紹介する【鯛の桜花低温調理仕立て】はバッチリ美味しいです。桜の花は散りましたが、桜の花の塩漬けは出回っています。暑くなる前に春らしさを楽しめるメニューはいかがでしょうか?


【鯛の桜の香り低温調理仕立て】についての詳細

まずは、【鯛の桜花低温調理仕立て】の設定です。
エビデンスとなる鯛のタンパク質組成と温度設定については、過去の試作と研究にもとづいています。

【低温調理機の設定と使用する調味料】
設定温度:52℃
設定時間:15分
調味料:煮切った日本酒、白醤油(あるいは薄口醤油)、みりん少々、桜花の塩漬け(調理前に水で戻す)、桜の戻し汁「桜塩水」

【調理の手順】
1. 鯛に塩を振ってトリメチルアミン(魚の臭み成分)を取り除き、出てきた水気を拭く
2. ピチットシートで1.5時間ほど脱水する(身が薄い場合は1時間ほど)
3. 鯛を煮切った日本酒、白醤油(あるいは薄口醤油)、みりん、水で戻した桜花の塩漬け、桜塩水と合わせて、真空パックに詰めて、低温調理開始
4. 菜の花などの春野菜とともに盛り付けて、好みで浅葱を散らして完成!

※桜の花の香りを活かすため、使用する調味料は必要最小限にしています

下ごしらえの写真

1
2ピチットシート
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実食!【鯛の桜花低温調理仕立て】

盛り付けると、実に春らしい見た目。低温調理による、ふんわり、しっとりしたテクスチャーが軽やかな桜の香りに調和して、優しい気持ちになる味わいです。

味付けは繊細なので、メイン料理というよりも前菜として頂くことをオススメします!

ピチットシートについては下記のリンクをご参照ください。非常に便利な調理アイテムです。

低温調理に関心のある方は、【低温調理器についてのブログ記事】もご参照ください。

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