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3/6 血染めの踝、慣れないパンプス~闘っている就活生の皆様へ~

#就活  でTwitterやnoteを検索すると、面接したり面談したりしている就活生の声がたくさん聞こえる。ちょうど一年前、まったく同じように就活していた身からすると、自分に重なって、触れたくないようで、おっかなびっくりで、でも覗いて読んでみたいというような、自分の中ではゾクゾクコンテンツになっている。

街で、電車で、リクルートスーツ姿の人をたくさん見る。先日は山手線内で、靴擦れでくるぶしに血がにじんだ、スーツ姿の女の子を見た。これから池袋で友人と遊ぶ自分が申し訳なく、靴擦れしていた一年前の自分を思い出す契機となったし、このnoteを書こうと思った契機にもなった。

主にnoteで、#就活 を読んでいくうちに、たくさんの就活生を見かけた。私と同じ地方大学の人、就活前に休学してインターンをしていた人、ご家族が亡くなり、大きな精神的ショックを乗り越えたという人。。

それを読むたび、#就活 とひとくくりにされるけれど、一人一人それぞれの出会いと別れと縁があると思う。毎日毎日お祈りされ、お祈りのメールさえも来ないお祈りもされている人がたくさんいる。

自分がこの時期、何を思って何をしていたかさかのぼってみた。#就活セキララ日記 で私の就活日記は読めます。

2019年3月6日のnoteの約一年前。2018年3月7日分のnote。私は見事に、荒れ狂っていた。

自分が向いていると思った業界にたくさんアタックして、全てお祈りされていた時期だった。今思えば、内定はゼロで、就活資金も足りなくて、選考は落ちるのに、選考には関係ない面談では褒められて肯定される、じゃあなんで選考落ちるんだよ!と、どうしていいか全く分からない時期だった。

もし今、同じ状況陥っている人がいるとすれば、今あの仙台のアパートに帰って、勢い良くnoteを書いている自分の肩を叩いてなにか言えるとすれば、私はきっとこう言う。

自分を正直に棚卸しして正直に話せば、わかってくれる人、わかってくれる企業は絶対に表れる。大丈夫。


こんなクソみたいな就活システムに従って、黒いスーツ着てやらなきゃいけない新卒一括採用もばかばかしい。きっと、やっぱりこのシステムおかしいなと思うタイミングが自分でもたくさんあると思う。支離滅裂なことを言っている大人や、まるで訳わからないことをさせられることもあると思う。そんな社会にイライラするし、そういう社会が変わっていない現状、変えようとしない就活OBOGにもイラつく。もちろん自分も含めて。

でも、大丈夫。続けてみよう。わかってくれる人は絶対いる。


こんなこと言いやがって、勝手なことを。こっちの状況も知らないくせに、と、これを読んだ就活生が思うことも分かっている。就活終えてるからそういうこと言うんだろとも。

でも、今もし、自分がどうすればいいのか、どこへ向かえばいいかわからなくて悩んだりしている人が目の前にいるとき、その人の話をよく聞いて、でもきっと最終的にこう言ってしまうと思うのだ。

無責任で、ごめんなさい。こんなこと書いて、逆に就活生をイラつかせることになっているかもしれない。でも、もし、私と似たタイプの人や、同じようなことを思う就活生の救いになればいいなと思い、続けます。

そのために、自分を棚卸しよう。そのために時間を使おう。私は自分一人で考えてもなにもまとまらなかったので面接して面談してわからせてもらうしかなかった。自分が結局一社目で何をしたいのか。何に拒否反応を示すのか。自分を棚卸する方法は人それぞれで、自分のことを傷つけずにやれる方法があればその方法でやってほしい。

巷では、それこそ掃いて捨てるほど、自己分析コンテンツが溢れている。自分の過去を全て書き出そうとか、親や兄弟にインタビューしようとか、本当に様々。淡々とこなす、自己分析上手な人もいる。スムーズに自己分析し、それが的を得ているような人も、中にはいる、でもその一方で、それをやっていると、だんだん辛くなってくる人もいる。自分って本当にその場しのぎで生きてきたんだなとか、薄っぺらい人生だとか、なにも就活に役立つ情報出てこないとか。

心が傷ついたら、自己分析やって泣きたくなったら、その自己分析一回辞めよう。勇気がいることかもしれないけれど、そんなにつらいと思いながら自己分析やることない。ほかの手法が掃いて捨てるほどある。その中から、自分に合うものを見つけ出せばいい。わざわざ辛い手法をとる必要はない。泣きはらした目で面接いくより、よく寝てすっきりした顔で面接行こう。

笑う門には福来るというのはきっと本当だし、ニコニコしているほうがお得な情報を得られることもある。人事も人の子だし、気に入ってくれる可能性も上がる。

どうか、就活で心に無駄な傷をつけないで。このnoteを読んでいる人が、痛みのなるたけ少ない、納得のいく就活ができますように。


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